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2005年11月のレポート

ドゥ・ヌヴィール
マルキ・ド・ラ・クール ブラン NV(スパークリング)
(フランス ロワール地方産 白泡 辛口 750ml 1180円)

スパークリングワインと言うと、「お祝い事に飲む特別なもの」と感じている方も多いかと思いますが、幅広いお料理に合わせやすいので、もっと日常的に楽しんで頂きたいと思います。個人的にも泡ものは大好きでよく飲むのですが、こちらはロワール大手メーカーの、価格的にも味わい的にも優れた1本です。

自然発泡(二酸化炭素を人為的に添加しない)ながら大量生産を可能にするシャルマ方式という生産方法によるお求め易い価格が魅力ですが、価格以上の美味しさを体験頂けると思います。

やや薄めのレモンイエロー。レモンやグレープフルーツのような柑橘系のさわやかな香りと、金平糖のような甘い香りも。柑橘果汁を思わせるすっきりとした酸味がさわやかで、クセがなくどなたにも愛される酒質。のどの渇きを癒してくれるようなタイプでさっぱりしていますが、薄いわけではなく、フルーティーで心地よい味わいです。サラダ、揚げ物、パスタ、鍋物・・と、あまり深く考えなくても、正直言って何にでも合います。お手軽な価格ですので、常備スパークリングワインにしてはいかがでしょうか?突然のお客様のおもてなしにも重宝間違いなしですよ。

ハッピーワイン佐野屋酒店

  今回のレポーター

斎藤 キミコ氏 神奈川県在住 27歳 女性 派遣社員

家では、2週に1本くらい飲んでいます。時々友人の開くワインパーティーなどに招待されて、少しずつ自分好みのものを見つけたり、新たな発見をしています。
ワインの好みは、チリの「サンタ・アリシア」が手頃な値段でそこそこおいしいので、気に入っています。シャンパンも好きですが、5000円台の手軽なものしか飲んだことがなく、「テタンジュ」が最近気になりました。でも、シャンパンは値段も高いので、イタリアのスパークリングのほうをよく飲んでいます。白ワインだと、シャルドネで樽香がするものが好きです。




●斎藤 キミコ氏評


このメールマガジンを読んでいるワイン通の方々には笑われそうですが、超初心者のわたくし、「天むす」「晩メシ」の訛り、みたいな「ヴァン・ムスー」という言葉、初めて知りました・・・。

スパークリング、スプマンテ、カヴァまでは知っていたのですが、ボトルの裏ラベルの品名「ヴァン・ムスー」という言葉を見て、???でした。
現在、バカの一つ覚えのように、この言葉を会話の中に連発させている今日この頃です。

ヴァン・ムスー(Vin Mousseux)が届いて、すぐ冷蔵庫に入れ、1日おいてから夫と開けました。

まず、開栓しフルートグラスに注ぎ、浮き上がる泡立ちを目で楽しみました。色と香りは、夫とは違う意見でしたので、二人の意見を書きます。


    私:輝いた感じの淡いレモンイエロー
夫:混濁リンゴジュースをろ過して透明にした感じ


私:グレープフルーツのようなさわやかさと、その中にほんのり甘い香り
 夫:ミントのような清涼感のある香り

味わい
 私&夫:クセがなく、とてもドライでキレがある。

このヴァン・ムスーに合わせた料理ですが、本当なら、普段食べないちょっとおしゃれなオードブルやチーズと合わせてみたかったのですが、レポート期限も迫りデパートまで買いに行く時間もなく、家の中にあるあり合わせのものや、近所のお店で気軽に買えるものと合わせてみることになりました。
その中で、このヴァン・ムスーに合うメニューをベスト1から記載します。

1「アボカドのわさび醤油」アボカドのまったり感と山葵のピリリとした辛さを生かしてくれる。
2「いわしの香草マリネ(缶詰)」単品だと味が強すぎでキツイのですが、ヴァン・ムスーと合わせると、ほどよく中和される。
3「春菊のポン酢あえ」独特な春菊の香りが引き立つ。
4「ナッツ入りチョコ」
5「ジョアンのバジルチーズの薄型のパイ」

以下同順。薩摩黒豚の串焼き、生ハム、さくらの木チップのスモークサーモン(缶詰)、野菜とひき肉の四川式炒め・・・
非常に合う!という感じはしないが、ごく普通に水のように飲めました。

基本的に、和・洋・中どの料理とも合うのですが、どちらかといえば、香りの強いもの、クセのあるものとあわせた方が、より一層このヴァン・ムスーを楽しめました。

高級なシャンパンだと、キャビアなど高価なものを食べたくなりますが、このヴァン・ムスーならば価格もお手ごろなので、家にあるもの、なんでも気軽に 合わせられるように思います。

特別な日にシャンパンとバラを用意するのだとしたら、このヴァン・ムスーはちょっといいことがあった日や気分を変えたい日など、庭で咲いてる花をテーブルに飾り、冷蔵庫のあり合わせのもので、ちょっとした幸せな気分をもたらしてくれそうです。

また、友人がランチ時に家を訪ねてきた時など、パスタやサンドイッチと、このヴァン・ムスーがあれば、セレブな奥様ランチ会になりそうです。ビール4〜5本を飲むなら、それと同じ値段のこのヴァン・ムスー1本を買い置きしておきたくなりました。

「泡物は、シャンパンに限る!」と思っていましたが、ヴァン・ムスーでも、これだけ楽しめ、また、どんな食事と合うかとの比較も楽しくさせていただきました。



 


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