世の中、女性が事件を起こすとなぜか、大して美しくもない人が「美人○○」と呼ばれたりします。スポーツ紙ではこの「美人○○」の有無で売上が違うらしいので、容疑者総美人化現象が起こるのでしょう(笑)。「ワインもやっぱり美人が造ったほうが売れる!」のかどうかは不明ながら敢えて言いますと、こちらは「美人が造る逸品!」です。←写真ご覧下さい。本当でしょ?美しいのは醸造家だけでなく、ワイナリーもこの美しさ・清潔さです!ヴィーニャ・サンタ・マリーナは1999年に設立されたまだ新しいワイナリー。スペインの南西部、ポルトガルとの国境のエストレマドゥーラ州リベラ・デル・グアディアーナというワイン産地にあります。(この地域に原産地呼称はありません)。代表者はアルバロ・デ・アルヴェア氏。彼は40年間をワイナリーで勤めあげ、また26年間スペインワイン同盟の代表をしていたワインのスペシャリスト。引退後、当時70歳でサンタ・マリーナを設立しました。ワイナリーは58haの葡萄畑に囲まれており、オリーブの樹や樫の森と調和して葡萄栽培が行われています。醸造家のヨランダ・ピニェーロ女史はマドリッドで農業学と醸造学を学び、数カ国でワイナリー研修も経験。彼女ははじめにこの土地を調査した結果、ミネラルが多い地質であることを知り、気候も考慮しテンプラニーリョが適していると判断。事実、この地方の気候は彼女に素晴らしい葡萄をもたらしました。ワイナリーに入れる機械やタンク等は、有名な「ヴェガ・シシリア」で醸造を担当してきたマアノ・ガルシア氏のアドバイスを受け、また毎年収穫の際にも指導を受けています。こちらの白ワインはすっきりさわやか・シンプル系。モントゥーア、パルディーナ、カジェターナという全く聞き慣れない品種で出来ています。クリームシチューやグラタンなどのクリーミーなお料理以外ならば、何にでも合わせやすいので買い置きにお薦めです。薄めのレモンイエロー。レモンやグレープフルーツのような酸味が高い柑橘果実のような香り。充分に空気に触れさせると、しゃきっと堅いリンゴのような香りもします。味わいはさらりすっきりで複雑味はなく、甘くないレモネードのような印象。塩・酢との味わいの共通点から、焼き魚・お寿司・ポン酢で食べる水炊きのお供に。またウォッシュ効果を狙って天ぷらやフライなどの揚げ物、オリーヴオイルを使ったペペロンチーノに。魚介の旨味をたっぷり吸ったスパゲティ・ボンゴレに。鮭のホイル焼きやシーフードマリネなどなど、家庭料理に気楽に合わせてみて下さいね。