ボデガ・イヌリエータは02年設立の新進気鋭のワイナリー。スペイン随一の銘醸地リオハの南西に接する注目産地、ナバラに位置しています。エブロ川の支流のアルガ川近くの小さな渓谷に、200haの広大な葡萄畑は、海抜300mから475mの間の3つの違った高度・違った土壌にあり、1999年最初に葡萄が植えられました。ワイナリーの特徴は、温度と湿度、空調管理システムが完備されたカスク・ルーム(樽貯蔵庫)。ここでは3種類のフレンチオーク、2種類のアメリカンオークの計5種類の樽を使用しています。それぞれ職人の手による違った樽を使うことにより、ワインにあわせて違った樽のニュアンスが得られるようにしています。この蔵には様々な赤ワインがあり、このクアトロシエントスは、レンジ的には少し上級のものになりますが、味わいを考慮したら、かなり安いと思います。本当にいけます!70%フレンチオーク、30%アメリカンオークで14ヶ月熟成。やや明るめの綺麗な赤。赤い小さな実を連想する甘酸っぱい香りと、かすかにスパイシーな感じが入り交じり、エレガントな味わいかな?と期待が膨らみます。実際には、「エレガント」というよりは「上質カジュアル」といった趣の味わい。果実味がたっぷりと濃く、タンニンは豊富だけれども角がなく柔らか。暖色の柔らかで暖かいヴェルヴェットのような布のイメージ。肉付きが良いので、果実の優しい甘さも感じられで、メルロー・カベルネ主体であってもボルドーのようなかっちり感のある赤とは全く違う味わいです。濃厚な果実味に優しく包まれるような美味しさ。ワイン好きが集まるパーティーに持って行くのにもお薦め。飲みやすいのに軽くはないので、ストライクゾーンが広そうです。オードブル程度の軽い食事でも美味しさを実感して頂けます。