ボデガ・イヌリエータは02年設立の新進気鋭のワイナリー。スペイン随一の銘醸地リオハの南西に接する注目産地、ナバラに位置しています。エブロ川の支流のアルガ川近くの小さな渓谷に、200haの広大な葡萄畑は、海抜300mから475mの間の3つの違った高度・違った土壌にあり、1999年最初に葡萄が植えられました。ワイナリーの特徴は、温度と湿度、空調管理システムが完備されたカスク・ルーム(樽貯蔵庫)。ここでは3種類のフレンチオーク、2種類のアメリカンオークの計5種類の樽を使用しています。それぞれ職人の手による違った樽を使うことにより、ワインにあわせて違った樽のニュアンスが得られるようにしています。これも文句なし、んまいっ!!「クアトロシエントス」に似た印象ではありますが、よりふくよかさや程良い重厚感が加わり、価格の分だけ上質感が当然ぐっと上がってきます。それでもこの価格であれば、かな〜りのお買い得感がありますよ!イヌリエータが所有する最も標高の高い傾斜地の厳選した葡萄を使って造られ、15ヶ月フレンチオーク熟成された充実の1本。少し暗め、透明感のある赤。濃いチェリーレッドの色合い。良く熟した赤い実の果実を連想する香りと、タバコや皮を思わせるような複雑な香り。力強くもエレガントでもあり、とても気に入って仕入れた1本なのです。良く熟した葡萄だけが生み出せるのは、こんな濃厚な果実味と丸くしっかりしたタンニンとが織りなすふくよかな味わい。酸は気持ち低めに思いましたが、「エレガント」と呼べる範囲に入れても良いでしょう。洗練され、現代的なフルボディのお手本的な美味しさ。ローストビーフなど焼いた時には、是非合わせてみたい逸品です。