ディ・マーヨ・ノランテは、当店ではHP開設当初から定番にしている南イタリア・モリーゼ州を代表する優良生産者。1800年代から葡萄栽培に携わり、フィロキセラ害で一時ワイン造りから離れましたが1960年に復活。現在では約85ヘクタールの自社畑から全製品を作り、モリーゼ州の重要な生産者となっています。バートン・アンダーソン氏「イタリアワイン・ポケット・ワインブック」やヒュー・ジョンソン氏「ワールド・アトラス・オブ・ワイン」、ガンベロ・ロッソ誌の「ヴィニ・ディタリア」と言った有名本でも紹介されています。また、イタリアを代表するエノロジスト、リカルド・コッタレラ氏の指導を受け、品質はますます上がってきています。ちなみに現当主のアレッシオ氏のセミナーを受けたことがありますが、ちょい悪オヤジ風な風貌とワインに対する熱い情熱の持ち主で、ちょっとファンになって帰ってきました(笑)直接アレッシオさんのセミナーに出席して感じたことは、生産者としてとてもバランス感覚にあふれた人だという事。有名評論家やワイン雑誌での高評価を喜びつつもそれに振り回されず、またオーガニック栽培や、土着品種の保護育成に自然体で取り組んでいる様子がうかがわれました。「リリースされて開けてすぐに美味しいワイン、毎日楽しめる現実的な価格で楽しめるワインを目指している」というとおり、どのワインも非常にコストパフォーマンスに優れています。有名生産者らしからぬ?庶民感覚をも大切にされている感じがしました。イタリアを代表する醸造コンサルタント、リカルド・コタレッラ氏(写真右 左がアレッシオ氏)と共に、イタリア一小さいモリーゼ州から大きなワインを生み出しているのです。実はこのラミテッロ・ロッソは、サッカーの中田英寿選手が愛飲しているという情報が流れて以来、日本でも人気がブレイクしたワインなのです。私が初めてディ・マーヨ・ノランテに注目したのがこの銘柄だったこともあり、お気に入りの1本です。愚痴になりますが、私が紹介した時にはあまり売れず、その後「中田選手のお気に入り」ということで再紹介したらとても売れた、という悲しい逸話も残っておりまして・・濃いルビーレッド〜ガーネットの深い色合い。熟したベリーフルーツや、ブラックチェリーのジャムのような力強い果実香。ベルベットのような滑らかで重量感のある口当たり。果実の凝縮感と円いタンニンがあり、酸味は気持ち控えめで南っぽい個性を持ちながら、解りやすさもあるワインです。重すぎず軽すぎずの絶妙なボディで、知らない間に1本開けてしまっているような美味しいワインです。トンカツ(レモンではなくトンカツソースで)、ハンバーグなど幅広い家庭料理に併せやすい1本。この03はRパーカー氏90点の高評価!