商品説明
カリフォルニアらしい豊かな果実味と、そのコスパの高さで人気のハーン。
SLHとは「サンタ・ルシア・ハイランズ」。
サンタ・ルシア・ハイランズのAVA認定に大きな役割を果たしたハーンの上級レンジです。
黒みを帯びた赤。
チェリージャムやラズベリーソースを思わせる火を通したような柔らかく甘い果実香。
また、少しアーシーな感じやスパイシーなニュアンスも。
味わいは大変まろやか。
ボディはしっかりした重みを持ちながらも鋭角なところがありません。
豊かな果実味とタンニン、酸が溶け合った完成品。
弾力のあるボリューム感を保ったまま、熟成による旨味もあり。
若いピノ・ノワールにはない独特の存在感を放っています。
鴨肉との好相性はもちろん、ジューシーに焼いたローストチキンにも。
ローストビーフ、ステーキ、また赤ワイン煮込みにも合いそうな深みのある味わいです。
生産情報:
サンタ・ルシア・ハイランズにある自社畑では乾燥した長い生育期が続き、その結果、深みと複雑味、そして完熟したフレーバーを持ち合わせたワインを造ります。
私達のSLHヴィンヤードである、ローン・オーク、スミス、ドクターズ、フックの4つの自社畑は、標高60m 360mの台地に位置。
この土地では、豊富な日照量と水はけの良い土壌が凝縮感あるフレーバーを造ります。
ヴィンヤード:ドクターズ39% スミス29% フック23% ローン・オーク9%
2019年ヴィンテージ:
冬の降雨量はほぼ例年並みだったので、土壌の水分量が十分な状態で生育期が始まりました。
萌芽は樹齢の若い樹は2月最終週に始まり、残りの樹は3月中旬ごろでした。
キャノピーは4月には腕の長さぐらいまで成長し、5月中旬ごろまで花冠が落ちて開花を迎える兆しはありませんでした。
ヴェレゾンは例年よりも少し遅く7月終わりごろだったので、必然的に収穫も遅めのスタートを迎えました。
9月14日の週末に熱波がありましたが3日後には平年並みの天候に戻りました。
収穫のタイミングは急に訪れましたが、夜間の低温と日中の適温が続いたので収穫のペースはとても良いものでした。
収穫された果実の質は素晴らしいもので、美しい色と凝縮された風味、バランスの良いタンニン、なめらかな口当たり、そして柔らかい酸を兼ね備えたワインに仕上がりました。
丁寧に収穫されたブドウの房は選別され、その後ステンレス製の開放式発酵槽で発酵。
228L の小型フレンチオーク樽で14 ヶ月間熟成。
その後、サンタ・ルシア・ハイランズらしい香りと風味がしっかりと出ている樽のワインだけを選りすぐり、ブレンド。
熟成:フレンチオーク新樽35%と旧樽65%で14ヶ月
=====【輸入元資料より】
ハーン・ワイナリーは1970年代にニッキーとガビー・ハーン夫妻が設立。
1988年、この地域のポテンシャルを確信したニッキーは、サンタ・ルシア・ハイランズ(SLH)をAVAに認定してもらう活動を始めました。
1995年、遂に認定されたサンタ・ルシア・ハイランズAVAは、現在ピノ・ノワールを筆頭に高級ワインの名醸地として広く知られています。
今日、ハーン・ファミリーはSLHでは260ha以上の畑を所有。
この内140haはピノ・ノワールが植えられ、SLH全体のピノ・ノワールの畑の12%を占め、一番のシェア。また、この地域では一番豊富なクローンの種類を持ち、現在21の異なるピノ・ノワールを栽培しています。
多様性のある土壌、気候、斜面の向きによる日照量、クローンの組み合わせが他には真似のできない素晴らしいピノ・ノワール造りを可能にしてくれます。
そしてそのピノ・ノワールはそれぞれの自社畑のテロワールの個性を表現しています。
ハーンの自社畑では、カリフォルニアの他のブドウ栽培地域より約25日生育期が長くなっています。これはブドウの持つフレーバー、深み、骨格等の凝縮度に大きな影響を与え、素晴しい高品質のブドウを栽培できる伴となります。=====
(文章:佐野 雅子)
商品スペック | |
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タイプ | 赤 |
ヴィンテージ | 2021 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | アメリカ |
生産地 | カリフォルニア州 サンタ・ルシア・ハイランズ |
生産者 | ハーン・ワイナリー |
■味わい:フルボディ ■ぶどう品種:ピノ・ノワール ■格付け:----- ■アルコール度数:14.5% |