商品説明
【2011年店主選出8位(09VT)】
力強さときらめきを兼ね備えた素晴らしいリースリング!是非試していただきたいっ!
このワイナリーの創立がちょっと面白くてですね。
創立者の一人のダニエルさん。
ダニエルさんのお父さんは大恐慌の禁酒法時代をシカゴで大変な苦労をされ、闇ワインの販売もしていたようです。
ダニエルさんはヘレンさんとの結婚後、事業をしながらもずっともそのワイン造りを家族の年中行事として楽しんでいたそうです。
ダニエルさんの娘さん、アンジェラさんの高校の時の彼氏もこの家族行事のガレージワイン造りを手伝うようになります。
アンジェラさんと彼氏のケヴィンさんは1996年に結婚。
2001年、ダニエルさんと娘婿となったケヴィンさんは2樽のワインをボトリング!これがエフエスティの一歩でした。
娘の彼氏と意気投合したのもワイナリー創立のきっかけのひとつ・・って、とても微笑ましい話ですよね!
アメリカの生産者は、お金持ちのワイン愛好家がワイナリー・オーナーになるパターンは多いのです。
しかし、家族行事がワイナリーになった、というのはちょっと珍しいかも?
(現在は専任醸造家もコンサルタント醸造家もいて、ダニエルさん自身が直接造っているわけではないですが。)
さて、そんな背景を持つワイナリーが造るこのリースリング、凝縮した果実味を持ちながら爽やかさにも溢れています!
店主まーちゃんが年間トップ10に選んだ2009年ヴィンテージから取り扱っておりまして、現在お届けの2013年ヴィンテージはワイン・エンスージアスト93点という大変な高評価!
店主まーちゃんが年間トップ10に選んだ2009年当時は、ドイツの巨匠Dr.ローゼン氏の元で経験を積んだ醸造家(ブレノン・レイトン氏 現在はコンサルタント醸造家)が造っていましたが、醸造家が変わってもその高い品質は引き継がれています。相変わらずの美味しさ!
標高400m、たった2haの単一畑が生み出す傑作です!
かすかに緑がかった薄い黄色。
リースリングらしく、リンゴやグレープフルーツの香りが大変華やか。
果物そのものというより、ゼリーやジャムっぽい感じです。
味わいはリースリングの常識を覆す(?)しっかりと濃く凝縮した果実味!
完熟の成熟した果実の甘み、ミネラル感を含んだ旨味を持ち、雑味は一切なく鮮やか。
リースリングの命とも言うべき酸には、活き活きとした若さと、成熟した落ち着きが同居し大変美しいです。
リースリングと言えば爽やかさが特徴の品種ですが、それに加えてふくよかさや重厚感、複雑味もある個性的なワインです。
ワイン単体でも美味しく楽しめますし、酸もありなめらかでボリューム感もあるので、お料理との相性も幅広いと思います。
レストランで頂きたいワインではありますが、ご家庭で飲むなら我が家ビストロ気分が楽しめます!
爽やかワイン好きからふくよかワイン好きまで、多くの飲み手を魅了する1本。
リースリングの本場ドイツ・ワイン好きの方にも、新しい発見としてお楽しみいただけること間違いなしの太鼓判ですよ!
=====【輸入元資料より】
ワイン造りに携わってきたオーナーの一人であるダニエル・フェレッリ氏の情熱に、娘婿ケヴィン氏と彼らの友人パトリック氏が賛同し2005年に設立。
ワイナリーの名前は3人の創始者、ダニエル・フェレッリ(F)、パトリック・スミス(S)、ケヴィン・テイラー(T)の頭文字を取って命名。
2009年にはシアトル・ワインマガジンで「ベスト・ニュー・ワイナリー」賞を受賞、高い評価と期待を集めるワシントン州注目の造り手です。
ワシントン州の銘醸地、コロンビア、レッドマウンテン、ヤキマヴァレー等でそれぞれのワインのコンセプトに合った良質のブドウからプレミアムワインを産み出しています。
赤ワインはエネルギーに溢れた力強さを持ち、一方白ワインは繊細なアロマとミネラル感溢れる味わいが魅力です。
シアトルのソムリエの間でも注目を集め、主要なレストランやバーで取り扱われています。また多くのワイン愛好家が、ワイナリーが運営するワインクラブのメンバーとなり直接ワインを購入しています。
このため、生産されたワインは常に完売状態で、市場ではかなり希少性の高いワインとなっています。=====
(文章:佐野 雅子)
商品スペック | |
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タイプ | 白 |
ヴィンテージ | 2013 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | アメリカ |
生産地 | ワシントン州 コロンビア・ヴァレー |
生産者 | エフエスティ |
■味わい:辛口 ■ぶどう品種:リースリング ■格付け:エンシェント・レイクスA.V.A. ■アルコール度数:13% |