商品説明
《「樽熟成と果実味のバランスを追求」》
そろそろ売らなきゃなぁ・・と思いながら仕入れてからしばらく自社熟成してしまいました。
試飲時の美味しさの衝撃とともに「これ熟成させたら絶対にもっともっといい!」と思ってしまって。
実は2017年は、このワイナリーのラスト・ヴィンテージ。
ワイン誌で高評価を重ねていましたが、残念ながらワイナリーは廃業しました。
このワインを扱っていた同業者はとっくの昔に売り切っていますので、今これを持ってるショップはほとんどないと思います。
果実味の凝縮感があってクリーミーさもあって、分かりやすく「良いナパ・カベの逸品」です。
在庫数が少ないため味わい説明は輸入元資料に頼ってしまいますけれども。
もう次はないワイン、もう幻になってしまうワイン。
気になったらどうぞよろしくお願いします。
今飲んで良し さらに熟成させるも良し
味わいは、黒系ベリー、完熟したプラム、ロースト用のスパイス(セージ、タイム、ナツメグなど)が口いっぱいに広がります。
力強く凝縮し、ココア、チョコレート、葉巻、セージ、ナツメグのようなナパ・カベらしいハーブの要素あり。
香ばしい炭や鉛筆の芯のようなニュアンスは土壌と樽熟成に由来し、口当たりは柔らかく、タンニンは細かくこなれており、秀逸な酸が全体を引き締めます。
今飲んでも十分に楽しめますし、3年、5年、15年のスパンで熟成の変化も楽しめます。
《テロワール バランス エレガンスを兼ね備えたワイン造り》
アリル・ワインズはオーナーのハーモン&ジョアンヌ・ブラウン夫妻が2008年に設立。
ハーモン氏は元スポッツウッド社長を務めました。
自身のワイナリーを造る際、自社畑を含む幾つかの畑を探していく中で、樹齢130年を超えるザクロの樹が葡萄畑の周りにあることに感銘を受けました。
それにちなみ、瑞々しい果実の象徴でもある「アリル(仮種皮=ざくろ)」に決め、テロワール、バランス、エレガンスを兼ね備えたワイン造りを誓いました。
ワイン・コンサルタントはアレン・ジョーダン(現フェイラ・オーナー)
経歴:ジョセフ・フェルプス、ジャン・リュック・コロンボ、ネイヤーズ、マーカッシン、ターリー・ワイン・セラーズ。
アレン・ジョーダンの造るワインは変化に富みます。
経歴のごとく様々なスタイルのワインで高い評価を得ながら芯にあるものは各品種においてバランスが取れたワインで、アリルの求めるワインスタイルに合致しています。
畑はカリストガ北部でオーガニック栽培を実践。
ソノマからの冷たい風が吹き込みナパ・ヴァレーの中でも昼夜の寒暖差が大きい場所のため、長い成熟期間を保ちます。
(文章:佐野 雅子)
商品スペック | |
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タイプ | 赤 |
ヴィンテージ | 2017 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | アメリカ |
生産地 | カリフォルニア州 ナパ・ヴァレー |
生産者 | アリル・ワインズ |
■味わい:フルボディ ■ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン100% ■格付け:A.V.A.カリストガ ■アルコール度数:14.5% |