商品説明
《当たりしかないオーク・ファーム》
どの品種を飲んでも当たりしかないのがこのオーク・ファーム。
ロダイと聞くとステレオタイプに「濃厚ジンファンデル産地」と思っていた店主まーちゃん、ちょっとした衝撃でした。
赤の美味しさはもちろんのこと、白の出来も特筆ものの美味しさなんです。
実は、聞けば納得の話で、2020年VTからワインメーカーが交代しました。
以前からのアシスタント・ワインメーカーがワインメーカーに昇格。
北イタリアのトレンティーノ・アルト・アディジェ州出身のマリリアさんが大胆に造りを変えました。
出身地は白ワイン王国、しかも北方系の酸を保ったエレガント系白ワイン。
使う葡萄は地中海気候のジューシーなロダイ産。
このケミストリーが大成功!
果実味たっぷりの明るさに加え、きれいな繊細さをも持つ洗練された美味しさに仕上がっています。
透明感やキラキラ感が増したとでもいいましょうか。
赤も間違いなく美味しいですし、赤ワインが売れる産地ではあります。
でもこちらの白も必ずお試し頂きたい生産者だということは主張させてくださいっ!
《絶対飲むべきシャルドネver.2.0》
ワインメーカーが変わり、このシャルドネの造りも大きく変わりました。
以前試飲した2019年VTも美味しいと思っていましたが、この2020年はさらに超えてます!
まず、MLFを100%から50%に変えました。
MLF(マロラクティック発酵)とは、シャープなリンゴ酸をまろやかな乳酸に変える工程です。
さらに樽熟成も10ヶ月から5ヶ月に短期化。
新樽比率も23%から20%へ。
こう聞くと、ちょっとさっぱりした感じにしたのかなと思いますよね。
ところがところが、美しい果実味と上品に漂う樽感がこれ以上ないと思えるバランスに進化。
お値段以上、あと1000円、いや2000円高くても文句なし。
シャルドネver.2.0、試してみたくないですか?
淡い黄色。
熟した洋梨や甘いリンゴ香、グレープフルーツのような爽やかな柑橘香。
豊かな果実香に加え、ふんわり樽香も。
味わいは果実味が凝縮してアタックから美味しさがわかりやすいタイプ。
甘みを伴ったきれいな果実味に、バニラ感やナッツ感がさりげなく溶け込んでいます。
爽やかさとまろやかなクリーミーさのバランスが素晴らしく、上品なレモンクリームをイメージします。
ワンランク上の満足感あり。
白身の肉料理に合わせておうちビストロを楽しみたい、充実のシャルドネです。
《昼夜の寒暖差が生む美しいバランス》
早朝に手摘みで収穫。
シャルドネの畑はオーク・ファーム・ヴィンヤードから7マイルほど離れたマカロミー・リヴァー・サブAVAに位置。
垂直に枝を伸ばすトレリスシステムを採用しており、トカイ砂質土壌。
畑と木全体に空気が行き渡るように最小限の除葉を行い、実は日に焼けないようにしています。
日中は暖かくブドウの発育と成熟を助け、夜は冷え込むためバランス良く酸味を保つことができます。
《ロダイの大きな可能性を探求するワイナリー》
オーク・ファーム・ヴィンヤーズは、ロダイ北部のマカロミー川沿いに位置する家族経営のエステート・ワイナリーです。この土地は、元々ウィリアム・デヴリーズが1860年に購入した歴史的な農場。
1936年、現在のオーナーであるパネラ家がこの土地に移住し、2004年にオークファームを買い取ります。
第3世代農家であるダンは農業に常に情熱を注ぐと共にロダイの大きな可能性を探求し、2012年に60エーカーの葡萄畑を整備。有能な農業専門家チームを率いて、自らのワイン造りの多様なポートフォリオの構築に向けた土地の果実と厳選した葡萄を育てています。
SDGsの取り組みに加えて、オーガニックについて踏み込んだ内容の「ローダイ・ルール」の認証を受けています。
コンサルティング・ワインメーカーはフンボルト州立大学(カリフォルニア州)卒のチャド・ジョセフ。
2001年にロダイに来た後、職人技のような葡萄栽培とワイン造りでロダイの指導者の一人として頭角を現します。
2019年には、アシスタント・ワインメーカーとしてオークファームに貢献してきた北イタリア出身のマリリアがワインメーカーに昇格。より洗練された印象を持つワインを生み出しています。
(文章:佐野 雅子)
商品スペック | |
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タイプ | 白 |
ヴィンテージ | 2020/2021 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | アメリカ |
生産地 | カリフォルニア州 ローダイ |
生産者 | オーク・ファーム |
■味わい:辛口 ■ぶどう品種:シャルドネ ■格付け:----- ■アルコール度数:20VT:13.5%21VT:14.5% |