商品説明
南米産のワインは、若くて気軽な価格帯のものを飲む機会が多いのでは?
でも、南米にも大切に熟成された良質ワインはあるんです。
このアルパマンタはアルゼンチンのビオディナミの先駆者。
にごりオレンジワイン「ブレバ ソーヴィニヨン・ブラン」をご紹介済みです。
「ブレバ」は個性の強いワインですが、こちらでご紹介する「エステイト ・カベルネ」は強いクセはなく、飲み手を選びません。
(ただし、かなりのフルボディなので、ワイン初心者にはお薦めしません)
ギーア・ペニン2015で91点獲得。
透けない濃い色調、黒みがかった赤紫。
インクや炭を思わせる強い香りと、完熟の黒い実の果実香が入り混じっています。
カベルネにマルベックがブレンドされ、アタックからパワフルな印象。
凝縮感のある濃厚な果実味がぎっしり。
まだまだ躍動感もありながらも、、ずっしりしたタンニンはこなれています。
また、やや低めに感じる酸も尖りなくまろやかに溶け込んでいます。
牛肉文化のアルゼンチンらしい、どっしり重厚感のあるタイプ。
牛煮込み、シチュー、ステーキやローストビーフなど、牛肉を堪能するメニューに合わせてみて下さい。
醗酵:フレンチオーク樽
熟成:フレンチオーク樽熟成10カ月(ノンフィルター・新樽比率5%)
瓶熟24カ月
=====【輸入元資料より】
2005年、伝統的なワイン産地ヨーロッパで代々ワイン産業に携わってきた家系出身の3人の友人、オーストリアのアンドレイ・ラストモスキィ、同氏の従兄弟であるアンドレ・ホフマン氏がスイスから、そしてフランスからはジェレミー・デレコート氏が、ニューワールドで最もブドウ栽培に適した地域であるアルゼンチンのメンドーサに集結し、ブティックワイナリーを創設しました。
メンドーサから38キロ南方の銘醸地ルハン・デ・クージョ南部、手付かずの自然が残るウガルテチの地に35haの土地を購入。
生態系との調和の中でワインを産み出すことをモットーにブドウを栽培、ビオディナミの認定機関デメテール認定をアルゼンチンで最初に取得しました。
畑では一切殺虫剤、除草剤を使用せず、自家製のビオディナミ調合剤を使用。
動物を飼育し、雑草を食べさせたり自家製の堆肥を造り使用しています。
醸造面においても天然酵母を使用しSO2も最小限に抑え、メンドーサのテロワール、太陽の恵みを表現した極上のワインをコンセプトにワイン造りを行っています。
現地の言葉で「大地を愛す」を意味するブランド名「アルパマンタ」。
代々インディアンの文化の軸となってきたのは、自然・環境とのハーモニーの中で働き、共存することでした。
アルパマンタではこの考えを守り大地を耕し、環境に優しい畑がアルパマンタのテロワールであるというメッセージを込めワイン造りを行います。
ラベルのモチーフとなっているのはフクロウは、この土地を購入した際に訪れた最初の訪問者で、またビオディナミを行う畑の水の活性化も意味しているのです。=====
(文章:佐野 雅子)
商品スペック | |
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タイプ | 赤 |
ヴィンテージ | 2010 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | アルゼンチン |
生産地 | ルハン・デ・クージョ |
生産者 | アルパマンタ |
■味わい:辛口 ■ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン85% マルベック15% ■格付け:----- ■アルコール度数:14% |