商品説明
《瓶内2次発酵の本格派タスマニアン・スパークリング》
オーストラリア大陸の右下(南東)にある北海道よりちょっと小さい島がタスマニア。
タスマニアビーフはすっかり日本人にも馴染みのあるものでしょう。
現地ではサーモンや牡蠣など新鮮な魚介も有名で、自然が豊かで良いイメージの土地ですよね。
そのタスマニア発展の父と呼ばれるのがこのジョセフ・クローミー。
タスマニアのクリーンな空気を感じるような綺麗なスパークリング・ワインをご紹介します。
ラベルの形はジョセフ・クローミー氏の祖国チェコにある教会堂がモチーフ。
《冷涼産地らしい繊細さで大人っぽい印象》
薄い麦わら色。
しゃりっとした梨を思わせる上品で落ち着いた果実香。
味わいも和梨のような上品な甘みと、八朔やグレープフルーツのようなシャキッとした酸味のバランス良し。
果実味が濃すぎることなく、冷涼産地らしい繊細さで大人っぽい印象。
ふんわりとごく軽くビスケットのような風味。
爽やかさとともに旨み心地良いほのかな熟成感があります。
フルーティー一辺倒のタイプとは違って、ワンランク上の充実感あり。
お寿司や魚介の料理に幅広く合わせてみたくなる1本です。
産地のちょっとした珍しさもあるので、ワインパーティーの手土産にもお薦めですよ。
《「タスマニアの父」ジョセフ・クローミー》
ジョセフ・クローミー氏は祖国チェコから一文無しで移民としてタスマニアへ渡りました。
炭鉱夫として蓄えたお金で肉屋を始め、食肉業を皮切りに土地開発産業、ワイン産業に携わります。
人望と情熱で今日のタスマニア産業を作り上げた功労者。
タスマニアの発展には無くてはならない存在でした。
ワイナリーの設立は2000年。
ラベルに描かれている「しっぽを2本もったライオン」は12世紀のボヘミア王国の紋章。
ワイナリーにとって、創設者ジョセフ・クローミー氏の功績や遺産を象徴しているものです。
ワイナリーはRelbiaという北タスマニアのロウンセストンから車で南へ15分ほど、ロウンセストン空港からも近い場所。
タマ―ヴァレーの一番南、海岸から45kmに位置し非常に気候の安定した谷間に葡萄畑とワイナリーはあります。
葡萄畑はなだらかな斜面にあり、海抜80m-170mになります。
クリーンで現代的、最低限の外観、最先端の技術を供えたワイナリーとして建設されました。
61haの自社畑とワイナリーで、冷涼気候のプレミアムなブドウからエレガントなワインを生み出しています。
すべての機器や工程は、高品質で冷涼気候であるタスマニア産ぶどうの繊細な風味や特徴を考慮し配慮し設計。
そのため本土とは異なる味わい、果実味だけではなくミネラル感がバランス良くワインから感じられます。
今や大陸の気候が不安定で気温が上昇している中、冷涼なタスマニアの葡萄は大手生産者やフランス資本のワイナリーなどから高値で取り引きされています。
オーナー:Josef Chromy
ワインメーカー(醸造責任者)/ヴィティカルチャリスト(ブドウ栽培責任者):Jeremy Deen
輸入元談:オーストラリア不況下の80年代、40万人にも満たないタスマニアでの食肉業界は厳しいものがあった中、助けてくれたのが日本の商社だったそうです。「日本向けにできた商売があったからこそ今の自分たちは存在するんだ」と、日本とのワインビジネスにおいても非常に好意的に支えてくれました。
《タスマニア・サステイナブル・ヴィティカルチャー・プログラム加盟》
二酸化炭素の排出量削減、地域循環させた農業システムを取り入れています。
最低限の薬剤散布、ワイナリーに併設しているソーラーパネルで自家発電を行い電力を供給。
葡萄畑関連の廃棄物は堆肥として再生され、葡萄畑に戻し使用しています。
またワイナリーで使用された水を畑で灌漑用水として再利用。
主な固形廃棄物もリサイクルし軽量硝子によるボトルを使用。
これはタスマニアのワイナリーとして唯一で、18% 30%の二酸化炭素の排出量を削減可能です。
また、小さな池をワイナリーの敷地に作り、野鳥保護という視点にも寄与しています。
(文章:佐野 雅子)
商品スペック | |
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タイプ | 白(泡) |
ヴィンテージ | N.V. |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | オーストラリア |
生産地 | タスマニア |
生産者 | ジョセフ・クローミー |
■味わい:辛口 ■ぶどう品種:ピノ・ノワール67% シャルドネ33% ■格付け:----- ■アルコール度数:12% |