
商品説明
【SALE→5/25まで5200円 5/26から5600円】
STARGAZER Tupelo Tasmania
《知る人ぞ知る 超入手困難なタスマニアの名門》
ニュージーランド、タスマニアはオーストラリア屈指の冷涼な気候で、高級ワインの銘醸地。
そのタスマニアのカルトワインと言っても過言ではないのが、この「スターゲイザー」。
「シドニー・ロイヤル・ワインショー」ワインコンペの議長を務める女性醸造家が2012年に設立したブティックワイナリーです。
とは言え「知る人ぞ知る」というのは、裏返せば知らない人のほうが多いとも言えるわけで・・
だからこそ、シャルドネやピノ・ノワールといった定番品種も造っている中、この冒険品種をまず推したい!
まずは面白いワインから試していってください。
ピノ・グリ、ピノ・ブラン、リースリング、ゲヴュルツトラミネールのブレンドという一捻りあるワイン。
一口目で「なんじゃこりゃああ?」となりました!
果実味豊かな明快品種と香り豊かなアロマティック品種がお互いを引き立て溶け込み、個性と美味しさを存分に表現。
春夏にぴったりな明るいキャラクターで、飲み手の好みも広くカバーする美味しさなのです!
この2023年は、ジェームス・ハリデー 95点、ジェームス・サックリング96点という、大変高い評価。
輸入元での在庫が少ないため、完売後に再入荷が叶うかわかりません。
気になる方はぜひお早めにどうぞ。
《シニアソムリエまーちゃんのテイスティング》
中程度の黄色。
このワインの美点のひとつが品種構成だと思うのです。
アロマティック品種100%ではないので、香り高いのにクセがなく、でもちゃんと個性があること。
白桃やりんご、オレンジのような果実香が華やか。
味わいもまた華やかで、香りどおり様々なきれいな果実味が入り混じり充実感あり。
弾力性のある果実味のボリューム感は、心地よい酸味で引き締められ整いきれいな味わい。
豊かな果実味の厚みに、涼風のような爽やかさをブレンドしたような。
個性あり、クセなし。
フルーティー&フラワリーでするりと喉を通り、ついついグラスが進んでしまいます。
このワインを主役に生ハムやキッシュ、ゼリー寄せなど、ちょっとオシャレな軽食に合わせてみては。
鮎や鱧など、夏の魚メニューに合わせるとっておきの1本にするのもお薦め。
もちろん通年通して楽しめる味わいなので、魚介料理(生食も火を通しても)、白身の肉料理、揚げ物など様々幅広く合わせられますよ。
ビオ情報:サステナブル農法
醗酵:8時間のスキンコンタクト後、天然酵母にてフレンチオーク樽(500L/旧樽)、MLF無し
熟成:フレンチオーク樽(500L/旧樽)、3カ月澱と共に熟成
平均年間生産量:3462本
《革新的「NEWウェーブ」オーストラリア・ワイン》
スターゲイザーはニュージーランド出身の女性醸造家、サマンサ・コンニュー氏が2012年にタスマニア島南部のホバートに設立したブティックワイナリー。
ブドウは南部の銘醸地コール・リヴァー・ヴァレーを中心に品種に合わせて栽培地を厳選。
冷涼で海風が吹き抜けるコール・リヴァー・ヴァレーの自社畑(3ha)で、ピノ・ノワール、シャルドネ、リースリング。
北部のテイマー・ヴァレーでは契約農家の畑(2ha)で、ゲヴュルツトラミネールとピノ・グリを管理・栽培。
テイマー・ヴァレーは南部に比べ気候は穏やかで降雨量も多く、アロマティックなブドウ品種の栽培に適しています。
スターゲイザーは今日の「NEWウェーブ※」なオーストラリアワインを象徴するワインブランドで、ワインのスタイルだけではなく醸造面においても大変革新的です。
自社の醸造施設を持たず、醸造はタスマニア島の観光地としても最も有名な個人所有の「モナ美術館」に併設の最新設備が揃うワイナリーの醸造施設を間借り。
同じくブティックワインを造る若い造り手達と共に、設備をシェアしながらワイン造りを行っています。
現在の生産量は僅か18000本と、カルトワインといっても過言ではない程少量。
どのワインも飲み手を魅了し、他とは一線を画す上質でナチュラルな、タスマニア島のアイデンティとテロワールを最大限に表現した味わいです。
彼女の造るワインは地元オーストラリアのワインファンの間だけでなく、特にワインメーカーの間で高く評価されています。
※「NEWウェーヴ」なオーストラリアワインとは、これまでの果実味重視な温暖な産地で造られてきたワインとは異なる、テロワールワインやナチュラル系のワインを意味します。これらワインの多くは、クールクライメイトな産地でブドウが栽培され、ピュアで美しい果実の味わいと、高い酸度が魅力な、軽やかなスタイルでオーストラリアに新旋風を巻き起こしています。
《多彩な才能を持つ醸造家 サマンサ・コンニュー》
地元クライストチャーチの大学で法律と芸術を学んだ学生時代、アートセンターのワインバーでアルバイトをしていました。
この時の経験がその後の人生を大きく変えることとなり、進路をオーストラリアのリンカーン大学へと進めていきます。
そしてリンカーン大学では一から醸造とブドウ栽培を徹底的に学びました。
2012年に自身のブランドを立ち上げるまでの15年間、世界各国の銘醸地で馬車馬のようにワイン造りに取り組んできました。
最初のワインはオレゴンで手掛けたワインで、この経験はコンニュー氏をピノ・ノワールの虜にさせるものでした。
その後オーストラリア、イタリア、スペインで経験を積み、オーストラリアのマクラーレン・ヴェイルのウィラ・ウィラ・ヴィンヤードで10年間シニア・ワインメーカーとして、更にハンター・ヴァレーのタワー・エステイトでもワイン造りに関わってきました。
また、近年ではオーストラリアワイン研究所(Australian Wine Research Institute)でもキャリアを積んでいます。
現在ではワイン造りに加えて、国内最大規模のワインコンペの一つ、シドニー・ロイヤル・ワイン・ショーの議長も務めています。
コンニュー氏が最初に感銘を受けたワインは、タスマニア島のテイマー・リッジ社が造るリースリングでした。
月日を経て、コンニュー氏自身がこのタスマニアで、見事なワインを生み出しています。
《「スターゲイザー」という名に込められた思い》
スターゲイザー(天文学者)という名前の由来は、1642年タスマニア島にヨーロッパ人として最初に降り立ったオランダ人探検家、アベル・タスマン氏への敬意を称して名付けられました。
また、他にも空にまつわる理由があります。その一つが、コンニュー氏の高校時代の恩師の言葉に隠れていました。
船の乗組員として航海の経験がある恩師は「美術館や博物館、教会に行くときにはいつも上を向くように」とコンニュー氏に話したそうです。
なぜなら一番の宝物は頭上に輝いているかもしれないからだと説明したそうです。
イギリスの理論物理学者、スティーヴン・ホーキング博士も言います。
「いつも星を見上げていなさい、自分の足元を見下ろすのではなく」と。
スターゲイザーという名前のには、このような深い哲学的意味が込められているのです。
《15AUドル以下のワインは存在しない超高級産地「タスマニア産」ワイン》
南緯42.73度。オーストラリア最南端の冷涼なタスマニア島は本土から240km南部に位置し、国内で最も高級ワインを生む産地です。
周囲を海に取り囲まれた緑豊かな島で、粗粒玄武岩からなる山の多い地形を有し、これらの山々がワイン産地の降雨や海風のシェルター的な役割を果たします。
島の中央部と西部に山間部が走り、ワイン産地は北部、東部、南部の沿岸部中心に広がります。
中でもスターゲイザーが拠点を置く南部(サウス・コースト)は、島で最初にブドウが栽培された地域です。
この地は今日、ピノ・ノワール、シャルドネ、リースリングの銘醸地として世界的に広く知られています。
また、早くから冷涼な気候を利用したスパークリングワインが造られてきました。
タスマニア島の気候は穏やかな海洋性気候で、南の海から吹き付ける西風の影響を受け年間を通して島は冷やされ冷涼な気候が保たれます。
また海に取り囲まれる地形が故、本土と大きくは異なり、極端な温度変化が少ない点も留意すべき特徴です。
春先ブドウ畑では、標高の低い地点で霜被害も発生するため、農園ではスプリンクラーを利用し水をまき、発芽したばかりのブドウ芽の周りに氷の層を人口的に造るなど、霜対策が行われています。
一方、初夏から夏にかけては穏やかな気温が続き、成熟期・収穫期の秋は日中温暖で夜間温度が下がることから、ブドウはゆっくりと成熟していきます。
この結果、ブドウは理想的な熟度と高い酸を蓄え収穫の時を迎えます。
【他品種もございます】
「ラダ・タスマニア(赤)」「シャルドネ・タスマニア(白)」もお取り寄せできます。
検索窓から「スターゲイザー」と検索してみてください。
(文章:佐野 雅子)
商品スペック | |
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タイプ | 白 |
ヴィンテージ | 2023 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | オーストラリア |
生産地 | タスマニア コール・リヴァー・ヴァレー |
生産者 | スター・ゲイザー |
■味わい:辛口 ■ぶどう品種:ピノ・グリ41% ピノ・ブラン28% リースリング26% ゲヴュルツトラミネール5% ■格付け:タスマニアG.I. ■アルコール度数:12.8% |