商品説明
《ヴァーグラム産リースリングの個性を楽しめる1本》
キラキラ、イキイキした明るいフルーティーさに元気をもらえるリースリング。
どの土地のリースリングとも違う、オーストリア・ヴァーグラムならではの明るい味わい。
春夏にはアウトドアでの食事やキャンプにピッタリ。
秋冬には水炊きやしゃぶしゃぶなどの鍋物(ポン酢との相性バッチリ!)に重宝します。
つまり、春夏秋冬大活躍の使える1本なのです!
オーストリアを代表する品種グリューナー・フェルトリナーを先にご紹介してきたフリッチですが、リースリングも大変レベルの高いものを造っています。
産地的にドイツよりやや温暖なので、穏やかさや柔らかさが感じられます。
どのワインにも清らかさや上質感があり、ぜひもっと知って頂きたい生産者です。
《シニアソムリエまーちゃんのテイスティングコメント》
薄めの黄色。
リースリングらしいりんごのような爽やかな香り。
果肉の硬いシャリっとしたりんごのような甘酸っぱい爽やかな果実味が充実。
とてもフルーティーでわかりやすい美味しさで、清涼感もあります。
果実味とシャープすぎないきれいな酸味とのバランスも良し。
程よいボディもあり、辛口範疇ながらフレンドリーで親しみやすい味わい。
どんなお好みの方でも魅了されるストライクゾーンの広さあり。
酸味が強いリースリングだと料理とのマリアージュが少し難しいこともあるのですが、このワインはその心配なし。
幅広い家庭料理に合わせやすいです。
お寿司やお刺身、カルパッチョなどの海鮮はもちろん、天ぷらやフライにウォッシュ的に使うのもお薦め。
塩焼き鳥やチキンソテー・ポークソテーなど白身の肉料理にも良し。
生ハムやパテ、ナッツなどのおつまみのお伴にもどうぞ。
畑:南ー南東向き、石灰岩を多く含むレス(黄土)土壌・複数区画のセレクト。標高220-250m。
樹齢37ー62年。収量50hl/ha。ビオディナミ農法(LACONビオロジック認証)
9月中旬に手摘み収穫。
選果・除梗後、6時間の果皮浸漬。ステンレスタンクにて22-25℃で2カ月の発酵。
天然酵母使用。マロラクティック発酵なし。タンクにて4カ月熟成。
《土地の恵みと自然農法へのこだわりが産む豊かなワイン》
フリッチは、ウィーンから60kmほど西のブドウ栽培地域、ドナウランド地方のヴァーグラムに位置します。
創業は1960年代。現在のオーナーは2代目のカール・フリッチ氏で、彼の両親(カールとアンナ)によってワイン造りが始められました。
1990年より息子である現オーナーがワイン醸造を任され、1999年より完全に世代交代を経てカール・フリッチ氏がワイナリーのオーナーになりました。
フリッチが生産するワインの中で一番力を入れているのが、オーストリア固有品種のグリューナーヴェルトリーナー。所有する25haのブドウ畑全体の28%を占め、国内外で高い評価を得ています。
2016年に、オーストリア国内最大のアワード、グルメ雑誌A・LA・CARTEの「グルメ・トロフィー」も受賞。
ブドウの収穫は全て手摘み。ワイナリーでは重力システムを利用してブドウを移動します。
畑は2009年よりLACONという団体よりビオロジックの認証を受けています。
実質上では2006年からビオディナミによる自然農法に拘り、交流のある14のワイナリーと知識を交換し、環境に対して厳しい基準を誇る「リスペクト」という協会を一緒に立ち上げました。
フリッチのワイン造りは、産地、自然と維持可能性が主なモットーになります。
天然酵母のみの醸造は温度管理下でステンレスタンクにて行われます。
その後、ワインは長くシュールリーで寝かされます。
その結果、品種の個性がそのまま楽しめる味わいのあるワインに仕上がっています。
ヴァーグラムはドナウ渓谷に位置し、急斜面が極めて果実香の豊かなワインを生み出します。
大陸的なパンノニア気候とチェコ、スロヴァキアからの冷涼な気候が出会い、風が吹き抜けます。
この風は、降雨後ブドウの房や葉を乾燥させ、そのお陰で病害の心配も少なくて済んでいます。
中央ヨーロッパで一番広くレス(黄土)が吹き積もった土壌で、石灰岩を多く含み、これがワインが持つ個性や表現に最大に反映されます。
(文章:佐野 雅子)
商品スペック | |
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タイプ | 白 |
ヴィンテージ | 2022 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | オーストリア |
生産地 | ニーダーエステルライヒ州 ヴァーグラム |
生産者 | フリッチ |
■味わい:辛口 ■ぶどう品種:リースリング ■格付け:クヴァリテーツヴァイン ■アルコール度数:12.5% |