商品説明
《オーストリア産40ヶ月熟成の瓶内二次発酵》
日本食との相性が良いと言われるオーストリア・ワイン。
特に店主まーちゃんは白のグリューナー・フェルトリナー推し。
繊細で優しい味わいは、合わせる料理の素材の持ち味を生かしてくれます。
もっと皆様に色々試していただきたい産地とは思いつつ・・。
正直まだ日本ではそうメジャーなワイン生産国でもなく・・。
非デイリー価格帯、非国際品種、未知なる熟成泡・・。
大ヒットの予感はないものの、仕入れずにはいられませんでした。
だって、めちゃくちゃ美味しいもん、これ。
ブラウフレンキッシュはオーストリアを代表する赤品種のひとつ。
生産者のサイトを確認したら、他のワインはヴィンテージが進んでますが、これは現地でも2013年VTでした。
どうやら毎年造ってるわけじゃない、もしくはこれぐらい熟成させてからでないと販売しない、みたいな感じなのかも知れません。
いずれにせよ、珍品ハンターの同志の皆様には見逃せない1本ですよ。
《躍動感と深みと旨み 個性派泡》
きれいな薄いサーモンピンク。
色から想像すると軽いのかと思いきや、アタックからしっかり味あり。
完熟のチェリー感、イチゴやラズベリーなど赤い実のフルーティーさが広がります。
引き締まった辛さと同時に滑らかなクリーミーさも感じます。
長期熟成なのにフレッシュで生き生きした躍動感があり、また長期熟成ならではのきめ細かさや深み、旨みもあります。
エレガント、かつ良い意味で個性派であることは間違いありません。
試飲していると、次々と合わせたい料理が思い浮かびました。
和風ソースのローストビーフや牛たたき、ローストポークや豚カツ、ローストチキンなどの肉料理に合わせてみたい貫禄もあり。
もしかしたらアヒカツ(マグロのカツ)なんかも面白いかもですよ。
畑:ブルゲンラントの畑。標高230m。石灰質ローム土壌。
栽培:平均樹齢20~50年。植密度5,000本/ha。収量40hl/ha。
収穫:9月上旬に手摘み。
醸造:直接圧搾法。40ヶ月の瓶内二次発酵&熟成。
手作業によるルミアージュ&澱抜き。ドザージュ3.8g/l。
《有機栽培認証取得の5つ星生産者》
ゲゼルマンはオーストリア東部、ハンガリー国境沿いにあるブルゲンラント州で1719年からの歴史を持つ家族経営のワイナリーです。
現在のオーナーはアルベルト・ゲゼルマン。
自然に優しい栽培を行い、2018年には有機栽培認証を取得。
専門誌のファルスタッフでも、毎年数十社しかない最高評価の5つ星を連続して受けています。
国際的にもオーストリアのトップ生産者と評価されています。
ミッテルブルゲンラント州は、オーストリアワインの約30%を生産しており、パノニア平原からの暖かい風と、オーストリアで最も長い平均1,900時間の日照時間の影響で、非常に暑く乾燥した気候となっています。
別名「ブラウフレンキッシュ・ラント」と呼ばれるようにブラウフレンキッシュに関しては量・質共に同国を代表するエリアです。
ゲゼルマンはこの地で所有する50haの畑はローム質で砂利の多い丘に広がり、樹齢90年の樹もあります。
ワイナリーが脚光を浴びるようになったのは、アルベルトの父であるアインベルトの時代から。
彼は1980年代半ばに国際品種の栽培をスタート、フレンチオークでの熟成も始めて、ブルゲンラントのポテンシャルを世界に知らしめました。
現在は国際品種を栽培しながらもオーストリア固有品種を非常に大切に、その長い歴史を経て得られたノウハウを生かして、色の深い、厚みのある赤ワインを造り続けています。
(文章:佐野 雅子)
商品スペック | |
---|---|
タイプ | ロゼ(泡) |
ヴィンテージ | 2013 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | オーストリア |
生産地 | ブルゲンラント州 |
生産者 | ゲゼルマン |
■味わい:辛口 ■ぶどう品種:ブラウフレンキッシュ ■格付け:ヴィンツァーゼクト ■アルコール度数:12% |
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