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ビーニャ・ファレルニア ピノ・ノワール グラン・レセルバ アーロン ティトン シングル・ヴィンヤード(赤)
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ビーニャ・ファレルニア ピノ・ノワール グラン・レセルバ アーロン ティトン シングル・ヴィンヤード(赤)
商品番号 wich0026f00

チリはカベルネだけじゃない!今こそチリ・ピノ! ◎ビーニャ・ファレルニア ピノ・ノワール グラン・レセルバ アーロン ティトン シングル・ヴィンヤード(赤) 750ml

販売価格 ¥ 3,150 税込
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商品説明

《チリはカベルネだけじゃない!今こそチリ・ピノ!》

南米チリ最北端の産地、エルキ・ヴァレー。
当店で扱っている世界各地のワイナリーの中でもトップクラスの秘境生産地でしょう。
チリワインの産地の中心は、サンディアゴから南に集中しています。
チリワインは日本の食卓にすっかり根付きましたが、まだエルキ・ヴァレー産は少ないと思います。


イタリアからの移民の二人のいとこ同士が共同オーナーのワイナリーが、このファレルニア。
他のチリの生産者たちに「あの二人のイタリア人は愚かだ」と非難されましたが、信念を貫き通しました。
彼らがワイン造りを始めた事で、エルキ・ヴァレーは新しい産地としてワイン地図に記されることになりました。


こちらはそのファレルニア最上級のピノ・ノワール。
エルキ・ヴァレーで最も冷涼な畑「ティトン」からのセレクションです。
チリと言えばやっぱりカベルネなのか、ピノはスーパーや量販店ではあまり見ないんですよね。
だからこそ世の中にもっと伝えたい、チリ・ピノのレベルの高さ!


《「最高のクオリティのワインを、リーズナブルな価格で」》

ファレルニアには「ピノ・ノワール グラン・レセルバ」というアイテムがあり、これは2カ所の葡萄が原料です。
それに対し、こちらでご紹介しているのは、シングル・ヴィンヤード(単一畑)のみの葡萄。
標高350mの最も冷涼な単一畑「ティトン」から最上の葡萄を選び、ベストなピノ・ノワールとしてリリースされます。
「最高のクオリティのワインを、リーズナブルな価格で」という哲学の下で造る自信作です。
キュヴェ名は、ワインメーカーでありオーナーのジョルジョの息子「アーロン」の名前に由来。


《シニアソムリエまーちゃんのテイスティングコメント》

透明感のあるガーネット色。
イチゴやラズベリー、ブラックチェリーを思わせる上品な果実香。
ほんのり甘みを伴った赤い実の素直な果実味。
ピノノワールらしいきれいな酸に尖りはなく、滑らかなタンニンとともに溶け込んでいます。
冷涼産地ならではの優雅さと、生育期間の長さによる充実感。
チリ産ピノ・ノワールのレベルの高さを思い知るエレガントな1本です。


ティトン・ヴィンヤードは大西洋からの冷たい風が吹くため、冷涼なテロワール。
また、昼頃まで霧が出ているために日照を抑え、低い気温を保つ。
アタカマ砂漠の南端に位置するエルキ・ヴァレーは、年間全く雨が降らない年があるほど乾燥した気候ながら、ティトンではこの霧が葡萄に適度な水分を供給。
土壌:少し粘土の混ざる花崗岩。クオーツや、ほんの少しの金が含まれる。
収穫:100%手摘み
醸造・熟成:注意深く選別し、除梗、破砕。
ステンレスタンクで発酵後、フレンチオーク樽(新樽でない)で10ヶ月熟成。
マロラクティック発酵も樽で。


《チリでワイン人生第二幕がスタート!》

イタリアのトレンティーノから12歳の時にチリに移住し、ピスコ(葡萄から造られるチリの蒸留酒)会社を経営するアルド・オリビエ・グラモラと、イタリア人醸造家のジョルジオ・フレッサティ。
二人は従兄弟で、1995年、観光でフレサッティ氏がアルド氏を訪問した時(35年ぶりの再会)、エルキ・バレーの日の光と青空、無いものを欲しがるのではなく今あるものに感謝するという人々のライフスタイル、そしてその壮大で未知なる力を秘めた土地に感動し、翌日にはこの土地でのワイン造りを決意。
それからというもの、風や湿度、気温などの気候条件を数時間おきに毎日計測し、徹底的な調査を行ないました。
調査は2年間続き、1997年にベストだと判断した場所に葡萄を植え、1998年にビーニャ・ファレルニアを設立。


二人は「それまで生食用やブランデー(ピスコ)用の葡萄しか造られていなかったこの地でワイン造りを始めることは革新的な出来事だった。情熱と技術、チリの大学のアグロノミストのサポートによって、主要なワイン生産地からはるか遠く離れたエルキ・ヴァレーを、計り知れないポテンシャルをもった素晴らしいワインの畑に変貌させるという目標が原動力になっている。」と考えています。


《標高も降水量も目を疑うケタ外れの産地》

畑は、冷涼なエルキ・ヴァレーの中で350m-2070m(←驚きの標高!)の4箇所にあり、自社畑が320haと長期契約畑100haと広大です。
年間降雨量は僅か50mmのため灌漑は不可欠で、土地の値段より水利用権の方が高い程。
畑はエルキ・ヴァレーの中の4箇所にあり、それぞれが特有の気象条件を持っています。


タンクやボトリングマシーンなど、設備は全てイタリアから取り寄せました。
ステンレスタンクは、温度を同じに保つため、厚さが12cmもあるものを選んでいます。
発酵用には人工酵母、マロラクティック発酵は自然酵母を使用。
樽はフランス産とアメリカ産を使用。どちらもカントンというメーカーのもので、ホワイトチョコレートのような甘さを持った味わいと、タンニンに丸みがでるという特徴があります。
瓶詰め前のフィルターは、赤は1回のみ。明るくて広いこだわりの研究室(ワインや葡萄を分析)では、エルキ・ヴァレーの土地と、イタリアで培ったエノロゴとしての腕前が花開きます。
ワインのラベルは、インカ文明の地上絵からとったもので、歴史を尊重したいという想いからデザインに採用しています。


「頭の中にはもっともっと良いワインのイメージがあります。毎年毎年、品質を上げていきますよ。」


ファレルニア下部


(文章:佐野 雅子)


商品スペック
タイプ
ヴィンテージ2019
容量750ml
保存静かな冷暗所
生産国チリ
生産地エルキ・ヴァレー
生産者ビーニャ・ファレルニア
■味わい:フルボディ ■ぶどう品種:ピノ・ノワール ■格付け:D.O.エルキ・ヴァレー ■アルコール度数:14%


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