商品説明
サクラアワード2024 ダブルゴールド獲得(2020VT)
《「SIEMPRE -シエンプレ「いつ、誰と飲んでもおいしいワイン」》
Siempre(シエンプレ)とはスペイン語で「いつも」の意。
本格的かつ高品質、お求めやすい価格帯のバルディビエソはまさに「いつ、誰と飲んでもおいしいワイン」。
そんなコンセプトのもと、バルディビエソはチリ有数の生産者として常に向上し続けています。
ハイパー・コスパのスパークリング・ワインで当店でもすっかりお馴染みのチリ・バルディビエソ。
スティル・ワインであってもそのコスパは変わらずです。
こちらのメルロー、この2020年ヴィンテージがサクラアワード2024でダブル・ゴールドの栄誉を獲得。
カベルネの圧倒的な高コスパがチリワイン人気の立役者なのは間違いありませんが、メルローはより多くの人に受け入れられる要素が多いんです。
チリならではの凝縮感、メルローの品種特性でもある柔らかな質感、ほのかな甘みの親しみやすい味わい。
このサグラダ・ファミリー・ヴィンヤード・メルローもまさにその良例なのです!
《シニアソムリエまーちゃんのテイステイング》
濃い赤紫。完熟プラム、ブルーベリー、ダークチェリーなどの甘い果実香。
アタックから黒い実・赤い実の凝縮感のあるほのかに甘みを感じる果実味がまろやかに広がります。
豊富なタンニンも滑らかでこなれていて、果実味の濃厚さを美しく支える酸は気持ち穏やかめながらバランスも良し。
突がったところがなく、弾性があり丸くまとまっています。
余韻も心地よく続き、落ち着いた美味しさ。
すっごく濃いというわけでもなく、フレンドリーなタイプのフルボディです。
飲み手も合わせるお料理も幅広く、懐の深い1本と呼べるでしょう。
家庭の肉料理全般に気軽に合わせられます。
ハンバーグ、鉄板焼き、すき焼き、スペアリブ、ビーフシチューなどにぴったり。
ミートソースのパスタやラザニア、ピザなどに軽めのメニューにも、柔らかフルボディならではのマリアージュが楽しめます。
《世界基準のチリワインを生み出すワイナリー》
1879年、アルベルト・バルディビエソ氏により設立され、南アメリカで最初にスパークリングワインを生産した家族経営のワイナリー。
現在では、チリ国内スパークリングワイン市場でそのシェアを最も多く獲得して、品質・生産量ともにトップレベルの生産者としての地位を確立。
設立者であるアルベルト・バルディビエソ氏は裕福な家系の出身で、社交界でも多くの有名人と親交を深めていた人物でした。
ヨーロッパを何度も旅し、殊にパリに長く滞在した経験の持ち主で、そこで学んだ醸造学の技術と理論、とりわけ強い関心を抱いていたシャンパーニュの技術を、故郷のチリで実践したいと考えるようになりました。
チリに帰国後、家族経営の小さなワイナリーを買収、近代的な設備を整え高品質なワインの生産を目指しました。
フランスから苗木も取り寄せましたが、その中にはチリで最初に植えられたシャルドネも含まれていました。
バルディビエソのスパークリングワインはチリの社交界ですぐさま注目を集め、現在のトップシェアを築く礎となったのです。
1980年代には、チリの偉大なテロワールを反映させた上質なスティルワインの生産を開始。
100年以上の月日をかけて培った歴史と伝統は今やスパークリングワインの枠に留まらず、スティルワイン、スパークリングワインのいずれのカテゴリーにおいても、世界基準のワインを生み出すワイナリーとして数々の賞を受賞し、多くのテイスターや消費者に認められるようになっています。
《南北4000km以上にも及ぶ国土を誇る一大産地チリ》
北のアタカマ砂漠、西の太平洋、東のアンデス山脈、南のパタゴニア氷原と、砂漠、海、山々に周囲を取り囲まれた特異な環境のため、世界のブドウ生産者の天敵である害虫フィロキセラの被害も無く、太陽の恵み・手付かずの自然という恵まれた自然環境から世界屈指のワイン産地として注目を集めています。
バルディビエソではこの利点を生かし、チリの多様な気候風土を生かし、それぞれのブドウに最も適した産地を厳選、チリらしい理想のワインを求めブドウを栽培しています。
《「ワイン造りの全ては畑から」》
「卓越したワインへの飽くなき探求」と「多彩で魅力的なワインを生み出す」という二つの確固たる信念を軸に、ワイン造りと向き合っています。
「ワイン造りの全ては畑から」という考えが基本で、最適なブドウ品種の選別、多様なテロワールの中から最適な環境を選び抜くことで理想的な品質のブドウを収穫し、その品種固有のアロマやフレーバーを湛えたワインを生み出すことを大切にしています。
畑ではブドウにとって最高の成熟度合いを実現する為、厳格な管理プログラムを採用。
高品質ワインの産地として注目を集めるロントゥエ・ヴァレー(クリコ・ヴァレー内)の自社畑のほか、自社が提唱する栽培方法を実践した70以上の農家と長期契約を結び、高品質のブドウのみを収穫しています。
ワイナリーは国内2カ所。
サンティアゴ近郊のセリア・ソラーレはワイナリーの創立年1879年に建てられたスパークリングワイン専用の醸造所。
ここでは、スパークリングワイン用に醸造されたベースワインの二次醗酵が行われます。
もうひとつはクリコ・ヴァレー内ロントゥエ・ヴァレーに位置する醸造所。
スパークリングワインのベースワインを含む、スティルワインを醸造。
気圧式プレス機やコンピューターによる温度管理、温度と湿度管理のされた樽の貯蔵庫など、最新鋭の設備が整っています。
《チリワインの可能性を表現》
最高醸造責任者はニュージーランド出身のブレッド・ジャクソン氏。
ニュージーランドのリンカーン大学、並びにニュージーランド政府認定の高等教育機関イースタン・インスティテュート・オブ・テクノロジーにてワイン醸造・ブドウ栽培を学びました。
卒業後はワイヘキ島(NZ)、ナパ・ヴァレー(アメリカ)、のステレンボッシュ(南アフリカ)、ラングドック(フランス) など多くの産地で経験を積み、1994年にチリへ渡りました。
チリ大手ワイナリーの輸出部門で最高醸造家としてのキャリアを重ね、2001年にバルディビエソの強い品質へのこだわりやその哲学に魅せられスティルワイン部門の醸造責任者として移りました。
ブレッドの指導の元、バルディビエソは品質志向の先駆的ワイナリーとしての地位を、チリ国内のみならず世界中で確立。
2017年にはバルディビエソ社の最高醸造責任者に就任。
熟練した醸造チームと共に、品質への強いこだわりを持ち、チリワインの可能性を表現することに情熱を注いでいます。
(文章:佐野 雅子)
商品スペック | |
---|---|
タイプ | 赤 |
ヴィンテージ | 2020 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | チリ |
生産地 | クリコ・ヴァレー ロントゥエ・ヴァレー |
生産者 | バルディビエソ |
■味わい:フルボディ ■ぶどう品種:メルロー100% ■格付け:D.O. ■アルコール度数:14.5% |