商品説明
《春夏ワインの筆頭といえばサンセール》
暖かくなるにつれ、軽やかな白が恋しくなる方も多いことでしょう。
爽やかワインの代表格と言えるのが、このサンセール。
ニューワールド好きにもエレガント派にもきちんと伝わる美味しさが、このダニエル・ショタールの1本。
「サンセール」といえばフランスの中西部に位置するロワール地方のワイン銘産地。
ソーヴィニョン・ブランで造られる引き締まった美しい味わいは、フランスの白ワインの代表格です。
生産者は「ベタンヌ&ドゥソーヴ」※で3ッ星評価され、「品質が向上した生産者」として紹介された若手注目株(ダニエル・ショタール氏の息子シモン氏)。
芽吹いたばかりの新芽のようにとても繊細でピュアなサンセールには、ソーヴィニヨン・ブラン王国ニュージーランドでの新たな経験も活かされているのでしょう。
《ミネラル感にも余韻にも清々しさが溢れています》
グリーンがかったイエロー。
グレープフルーツの皮のようなほろ苦くフレッシュな香り。
香りに引き続き、レモンやグレープフルーツの柑橘系果実とキウイのようなキュッと酸のある果実味。
スナップえんどうのようなほのかな甘みと初々しい青さ。
味わいの奥にミネラル感があり、ボリュームは控え目ながらも決して薄っぺらい印象はありません。
ふんわり後から来るレモングラスやミント系の余韻がワインをより爽やかな印象に仕上げています。
レモンドレッシングで仕立てたサラダやパスタ。
菜の花のお浸し、タケノコや山菜の天ぷらなどの和食全般にもよく合います。
何やら楽器を吹いているユニークなイラストのラベルですが、ダニエル・ショタール氏、実はアコーディオンとギター奏者として「Jazz aux Caves」というフェスティバルの創設者なんですよ!
《「賞賛に値する」期待の新鋭エノロジスト シモン・ショタール》
1642年にさかのぼる歴史を持つドメーヌ。
ダニエル・ショタール(1968年生)は1992年に、父のマルセルと叔父のアンリからドメーヌを引き継ぎました。
ドメーヌはサンセール村の南西レイニー、畑はサンセールの街から南西に7kmのクレザンシーに位置。
サンセールの白を主体に赤、ロゼを生産しています。
2011年、ダニエルの息子でトゥールーズの学校で醸造学を学んだエノロジストのシモン(1987年生)が参加。
2012年からはニュージーランドにもワイン造りの勉強に行っています。
また、年に4、5回はフランス各地を周り勉強を続けています。
シモンは2011年から2013年までは醸造のみ、2014年からは栽培と醸造を手掛け全ての工程を管理。
ダニエル・ショタールでは、2004年から畑作業は無農薬です。
畑の肥料には、動物の糞や葡萄の枝などオーガニックなものを使用しています。
ABマーク認証はありませんが限りなくそれに近い状態で、2018年からはビオディナミにも挑戦。
フランスのワインガイド「ベタンヌ + ドゥソーヴ2018年版」では、「彼は、家族のドメーヌのワインに正確さと深みを与え、賞賛に値するワインを提供しています。父親のダニエルと印象的なコンビを組んでいます」と記載され、新進気鋭の若手生産者として注目されています。
また同誌2020年版でも3ッ星生産者としての地位を維持しています。
ヒュー・ジョンソン「ポケット・ワイン・ブック2019」では、サンセールの最良生産者と紹介されています。
畑:全てサンセールA.O.C.内。標高200 350mの丘陵地帯。
ソーヴィニヨン・ブラン12.65ha、ピノ・ノワール3.85ha。
土壌は70%がキンメリジャンの粘土石灰質、30%がカイヨット(白亜)。
平均樹齢20年、最も古い葡萄は樹齢40年。
古い樹の畑は手摘み、若い樹の畑は機械摘み。
(文章:丸本 知果)
商品スペック | |
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タイプ | 白 |
ヴィンテージ | 2020 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | フランス |
生産地 | ロワール地方 |
生産者 | ドメーヌ・ダニエル・ショタール |
■味わい:辛口 ■ぶどう品種:ソーヴィニヨン・ブラン ■格付け:AOCサンセール ■アルコール度数:14% |