商品説明
素晴らしいワインながら、タナという品種特性で硬さがあり、以前は決してフレンドリーなタイプではなかったのがこのシャトー・モンテュス。
最近の印象では角が取れたように思います。
事実、生産者のアラン・ブリュモン氏(写真前列右)も、最近ではより果実味の高い味わいを目指しているとのこと。
力強く素直に美味しいフルボディです!
初心者の方にはさすがにお薦めしませんが、「シャトー・モンテュスは強過ぎ」と思っていた中級者以上の皆様には、是非この機会に飲んでみて頂きたいと思います。
アラン・ブリュモン氏は、有名AOCとは言えなかったマディランに世界の目を向けさせた偉大な造り手。
マディラン=シャトー・モンテュスと言っても過言ではないでしょう。
マディランは古くからの産地ではあるものの、ボルドーの影に隠れ、不遇な時期やワインのスタイルを失った時期がありました。
しかしブリュモン氏は、本来のマディラン・ワインを復活させるべく、この地方で古くから栽培されているタナ種で濃厚で力強いワイン造りに取り組み、現在の高い評価を得るまでになりました。
91年にはフィガロ紙のプロによるアンケートで「最優秀葡萄栽培者」に選ばれ、97年にはフランス最高の勲章であるレジョン・ドヌールを授章。
多くの三ツ星レストランが採用するワインです。
また、トム・クルーズが自家用飛行機でブリュモン氏のもとに買い付けに来るという話は有名ですが、初めてトムに会った時、ブリュモン氏はハリウッド・スターだとは知らなかったという裏話があり、ワイン一徹ぶりを伺わせます。
濃い深紅。ベリーフルーツ、コーヒーなどの濃厚な香り。味わいもまた濃厚で大変力強いです。
アタックからドライプルーンやベリーフルーツのジャムのような凝縮感で噛めるほどの味わいの厚み。
円やかで芳醇なタンニン、味わい豊かで大柄。
「美しきタンニン」とでも言うべき余韻が大変長く、重低音を思わせる響きのようです。剛健さと上品さを併せ持つ逸品です。
普段の食事に合わせて何となく開けるには少々重いかもしれません。
是非、ワイン好きのお客様へのおもてなしやお祝い事など、特別な機会に楽しんで頂きたいと思います。
上質の牛肉のお供にはこの上ないマリアージュですよ!
2000年世界最優秀ソムリエ オリヴィエ・プシエ氏監修により、エールフランスのビジネスクラスのワインに採用。
===↓タナってこんな付加価値もあるんです!(日経新聞2006.12.4掲載記事より)
【心筋梗塞・狭心症予防に貢献!】
【今、南西フランス タナ種のワインが大注目!!】
タナ種は、英ロンドン大研究チームにより、赤ワインの中でもっとも心筋梗塞や狭心症の予防効果が期待できる品種とイギリス科学専門誌「ネイチャー 2006.11.30号」誌上にて発表されました。
「赤ワインに心筋梗塞や狭心症の予防効果を期待するなら、フランス南西部のジェール県で、タナ種のブドウを使い伝統的な醸造方法で作られたものがベスト」「心筋梗塞などの予防効果をもたらすポリフェノール類のうちでも、ブドウの種に含まれるオリゴメリック・ポロシアニジン(OPC)の量がもっとも多いため」===
商品スペック |
タイプ | 赤 |
ヴィンテージ | 2017 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | フランス |
生産地 | 南西地方 |
生産者 | ドメーヌ・アラン・ブリュモン |
■味わい:フルボディ ■ぶどう品種:タナ80% カベルネ・ソーヴィニヨン20% ■格付け:AOCマディラン ■アルコール度数:14% |
11月のお薦めワイン
Recommendations for November
前へ
次へ