商品説明
どっしりこってりモーレツな1本!
オレンジ色をバックに、青い雄牛の顔のアップという、強烈に派手なラベル。
味わいもさることながら、見た目にもとてもインパクトがあります。
このワイン、長年当店をご利用頂いているお客様は覚えていらっしゃるかも?
実は以前も取り扱っていましたが、品種構成と割合が少し変わり、名前もマイナーチェンジ。(旧品種構成:シラー80% ムールヴェードル20%弱 他グルナッシュ カリニャン)。
でも以前と印象はあまり変わらず、見た目どおりの期待を裏切らない逸品なのです!
ほとんど透けない濃い赤紫。
開栓直後は少しこもった感じがするものの、空気に充分触れさせるとブルーベリージャムのような凝縮した果実香や、百合の花を連想する甘い香り、ほんの少しスパイシーな香りも混じっています。
甘やかな果実味とバランスの取れたまろやかな酸味。
量はしっかりあるもののキメ細かく柔らかなタンニン。
暖かみのあるふくよかな味わいで、ボリューム感はありますがすがきつさはないので、ストライクゾーンは広いと思います。
色から想像するとかなり強そうですが、意外にも柔らかさやしなやかさを持っているので、フルボディの範疇の中では飲みやすい範囲でしょう。
ステーキやローストビーフなど牛肉料理はもちろんのこと、漬け汁に蜂蜜を加えた豚の照焼きスペアリブなどもお薦めです。
しっかり目が詰まった味わいで余韻も長く、鼻に抜ける「良いもの感」がいい感じ!
ニューワールドのふくよか系ワインがお好きな方にも自信を持ってお薦め。
コスパ的にも◎の南仏美味ワイン!
樹齢はシラーが40年以上、ムールヴェードルが25 50年。
早く収穫したシラーと、遅摘みにしたシラー、ムールヴェードル、サンソー、カリニャンを、それぞれタンクで醸造。
2 3月澱を沈め、それぞれを樽へ入れ翌年9月まで熟成。
一つの樽に入れ、ブレンド。11 12月と翌年4月に瓶詰め。
プレスジュース不使用。
=====【輸入元資料より】
ドメーヌ・ダンデゾンは1973年設立。
独立生産者として、また1965年設立の小規模組合「エステザルク葡萄栽培者組合」のメンバーとして活躍しています。
この組合の現在10名の生産者は、各自の畑は自分で管理し最も良い葡萄を各自のドメーヌ名で出荷し、次のランクを組合名で瓶詰め、残りはネゴシアンに売ります。
全員テラ・ヴィティス(環境に配慮した減農薬農法)を実践して葡萄栽培は各自が管理し、設備は共有して負担を分担することでコスパに優れたワインを出荷しています。
エステザルク組合の中でも花形生産者と言えるのが、このドメーヌ・ダンデゾンです。
35haの畑は海抜200mに位置し、ワインは50%のみドメーヌ名でリリースし、残りは組合のワインにブレンドするか、ネゴシアンに売っています。
基本は除草剤を使わず、銅や硫黄を使用し、病気に罹った際のみ農薬を使うこともあります。
ヴァリギエール村と、エステザルグ村にも畑があります。
ふたつの村は約5kmしか離れていませんが気候が異なり、ヴァリギエール村の方が2週間程遅く摘み取ります。
タイプは、エステザルグがパワフル、ヴァリギエールはフルーティで果実味が特徴です。
ラベルに牛が使われているのは、元醸造責任者のニックが牛が好きだったことと、ラベルを見て「雄牛=フルボディ」というたくましいイメージを連想させるためだそうです。=====
(文章:佐野 雅子)
商品スペック | |
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タイプ | 赤 |
ヴィンテージ | 2020 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | フランス |
生産地 | ローヌ地方 |
生産者 | ドメーヌ・ダンデゾン |
■味わい:フルボディ ■ぶどう品種:シラー100% ■格付け:A.O.C.コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ ■アルコール度数:15% |