商品説明
《ゲヴュルツはリラックス・ワインなんです》
リースリング、ヴァイサーブルグンダー、ミュラー・トゥルガウと様々な品種をご紹介している生産者、ゲオルグ・アルブレヒト・シュナイダー。
今回ご紹介するのは甘口、ゲヴュルツトラミナー、個性派品種。
他の品種でシュナイダーの魅力を知った方、このゲヴュルツも是非お試し頂きたい美味しさです。
冷たく冷やして、ゆったり楽しむのが似合うリラックス・ワイン。アルコールも9%と低め。
大人っていいもんだなぁと幸せな気持ちにさせてくれる1本なのです。
《華やかで香り高いアロマが魅力の個性派甘口》
ローターハングの赤い斜面に位置する最高の単一畑のひとつエルベルクからのゲヴュルツトラミナー。
土壌は2億5千万年前に形成されたロートリーゲントという赤い砂岩です。
手摘み収穫。発酵・熟成:ステンレスタンク。
葡萄の果皮についた天然酵母で15-20度の低温に管理しながら発酵。
華やかで香り高い特徴的なアロマが魅力の個性派甘口ワインです。
中程度の濃さの黄色。
ジャスミンの花やライチのような香り高さはまさにゲヴュルツ。
果実味が凝縮し少しとろりとした感じの程良い厚み。
糖度が高く柔らかく熟した洋梨や、缶詰の黄桃を思わせる甘みが印象的。
果実のきれいな甘さと柔らかな酸がとてもバランスよくまとまっています。
この酸のおかげで、やや濃いタイプながらもくどさは皆無。
この生産者の特筆すべき「しっかりした骨格とエレガンスの両立」が感じられます。
甘口なのでワインだけで楽しむも良し。
果実を混ぜ込んだクリームチーズのおつまみや、生ハムの塩気にも合います。
ゲヴュルツ独特の甘くて少しスパイシーなニュアンスを鍵に考えればお料理にも。
マーマレード・ソース、カレー・スパイス、柚子胡椒などでメニューのアイデアを考えてみては?
糖度:65.7g/L
酸度:6.8g/L
《200年超の歴史に新しいページを加えて前進》
1806年にラインフロントのニアシュタイン村に設立された長い歴史を持つワイングート。
「赤い斜面」を指す「ローターハング」に広がる最高の畑「ヒッピング」を含む15haを所有。
過去40年にわたり8代目のアルブレヒト・シュナイダーがワイン造りを行い、現在は9代目として長女ウルスラとその夫のシュテファンが9代目としてワイナリーを引き継いでいます。(ウルスラの両親である先代も一緒に働いています。)
シュテファンは「ワイングート・ミュラー」を所有しワイン造りもしていましたが、2015年に2つのワイングートを統合。「シュナイダー・ミュラー」としてスタートしています。
《多彩な土壌とこだわりの栽培・醸造》
畑はニアシュタイン村を囲むように広がっており、全て自家畑、合計15ha。
ニアシュタイン最高の畑とされる「ヒッピング」を筆頭に、「エルベルク」「ペッテンタール」「オルベル」等の銘醸畑を所有。葡萄の樹齢は新しいものは2年、古いものは約60年。定期的に植え替えを行っており、平均樹齢は20 25年。
また樹齢の古いリースリングやシルヴァーナーなどは、特に慎重に手入れを行います。
畑の畝の間には草を生やしていますが、葡萄樹の根元には草が無い状態にして、栄養分や水分が直接葡萄に供給されるようにしています。また、畑の土を乾燥から防ぐため、畑に藁を撒いています。品質を高めるため、芽掻きを行い、未熟果や不要な枝を取り除きグリーンハーベストを行います。
収穫は手摘みと機械摘みの両方。急斜面の畑は機械を入れることが出来ないため、100%手摘みで収穫。
また機械で収穫を行う場合は、収穫の本番が始まる前に畑に入り、人の手で選別を行い、良い葡萄だけを残します。
その後、早朝まだ気温が低い間に機械で一気に収穫。
機械収穫の利点は、早朝の涼しい気温の中、葡萄の熟度に合わせベストのタイミングで短い時間で収穫が出来ること。
ラーゲンワイン(畑名付きワイン)は天然酵母。
ほとんどのワインはステンレスタンク発酵で、一部のラーゲンワインは樽発酵、樽熟成。
発酵は温度をコントロールしながら行い、毎日試飲をして、エクスレ度を測定。
熟成は、ほとんどの白ワインはステンレスタンクで2-3ヶ月、赤ワインは最長で18ヶ月。
(文章:佐野 雅子)
商品スペック | |
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タイプ | 白 |
ヴィンテージ | 2023 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | ドイツ |
生産地 | ラインヘッセン |
生産者 | ゲオルグ・アルブレヒト・シュナイダー |
■味わい:甘口 ■ぶどう品種:ゲヴュルツトラミナー ■格付け:シュペトレーゼ ■アルコール度数:9% |