商品説明
《高評価で実力派&お手頃価格》
モーゼルは有名生産者のものを中心に近年高騰している産地です。
そんな中「高評価で実力派&お手頃価格」の素敵な生産者を発見!
どなたにも愛され、また色々な家庭料理にも馴染む親しみ易い味わいです。
ホッホゲヴェクスとは通常のQ.b.Aより厳しい糖度などの品質基準を満たしたもの。
《味わい・お料理のヒント》
やや薄めの黄色。
典型的な甘いドイツ・リースリングの香り。
りんごやグレープフルーツをジャムにしたような甘く凝縮した果実香。
それに蜂蜜香、ミネラル香、黄色い花を連想するような香りも。
魅惑的な甘酸っぱい香りです。
味わいもまた甘美。
香りどおりの甘酸っぱさが口中に広がります。
甘い黄桃に糖度の高いオレンジの酸味が加わったようなイメージ。
フレッシュでハツラツとした果実味がしっかりした味わい。
軽すぎずに程良い肉付きもあり。
我が家では、豚の生姜焼きに合わせました。
お料理のマリアージュは難しいかなと思っていましたが、豚肉の旨味と甘辛い生姜焼きダレとの相性は意外に良かったですよ。
甘口とは言え酸味があって引き締まっているので、甘酢ダレや照り焼きなどのお料理には案外合わせ易いかも。
クセがないチーズや生ハムをおつまみに、ワインバー的に楽しむのもお薦めです。
《1648年設立。著名畑を所有する歴史ある家族経営の生産者》
現在は12代目の兄のエルンスト・ヨーゼフ・キース(醸造、販売担当)と、弟のヴェルナー・キース(栽培担当)の兄弟が30年にわたり、ワイン造りを行っています。
グラーハー・ドームプロブスト、グラーハー・ヒンメルライヒ、エルデナー・トレップヒェン等のモーゼル中流域の著名畑をはじめ、ケステナー・パウリンスホフベルグ、キンハイマー・ローゼンベルグにも畑を所有しています。
畑は急斜面にあるため、多くの畑仕事は手作業で行います。
所有する畑は25の様々な区画に分かれており、葡萄の樹齢は30ー50年。
生産するワインの60%が辛口、20%がオフドライ、20%甘口です。
エルンスト・ヨーゼフの息子ニクラウスは将来13代目を引き継ぐべく、現在ガイゼンハイム大学で醸造、栽培を学んでいます。
《良心的価格にして安定高品質で評価上昇中!》
2019年のラインラントファルツ州の品評会で、出品した全てのワインの総合平均の高いワイングートに与えられる「スターツエーレンプライズ(staatsehrenpreis)」を受賞。ケース・キーレンは通算26回目。
安定した品質の高さはドイツでも証明されています。
また、ドイツのワインガイドでも評価があがっています。
「ヴィヌム 2019」で3星。
「ゴーミヨ・ドイツワインガイド 2020」では前年版の赤2房から3房へ昇格。
「アイヒェルマン 2020」でも前年度版の3星から3.5星へと昇格。
このように評価があがっている中で、銘醸畑から造られるワインでありながら良心的な価格で手に入れられることがケース・キーレンの最大の魅力です。
《低温で長い発酵期間が長期熟成できるワインへの決め手》
ケース・キーレンでは基本的には天然酵母によるきわめて長い発酵期間をとり、きめ細かく、繊細な味わいを表現しています。
発酵温度はおよそ14-15度、発酵期間はおよそ80日から120日です。
期間はヴィンテージやワインによって異なります。
ドイツの一般的な白ワインの発酵温度は16-20度ですが、それよりも低い温度でゆっくりと長い期間発酵させることで、ワインがゆっくりと成熟し長期熟成の可能性を持ったワインができると考えています。
また、「ゆっくり発酵させることで、アルコール発酵中に生成されるCO2の発生もゆっくりと進み、マストに与えるCO2の負荷が少なくなります。発酵が良い状態で進んでいればセラー内は無臭で、もし異常があれば香りですぐ分かります。ボトリングしたばかりのワインはアロマがニュートラルですが、次第にアロマが出てきます」とエルンスト・ヨーゼフは話していました。
(文章:佐野 雅子)
商品スペック | |
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タイプ | 白 |
ヴィンテージ | 2021 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | ドイツ |
生産地 | モーゼル |
生産者 | ケース・キーレン |
■味わい:甘口 ■ぶどう品種:リースリング ■格付け:Q.b.A. ■アルコール度数:8% |