商品説明
《ドルンフェルダーの魅力とは》
どっしりタイプの赤はちょっと重いな・・という時。
お薦めしたいのが、ドイツの温暖地域で栽培される品種「ドルンフェルダー」
穏やかで飲みやすく、肩肘張らずに楽しめる味わいが特徴なんです。
ジュース気分で楽しめる甘口仕立てが人気の「ディーンハイマー・シュロス ドルンフェルダー」に対し、こちらでご紹介するのはお料理フレンドリーな飲みやすい辛口。
「ディーンハイマー・シュロス」のファンの方も是非お試しくださいね。
《普段の食卓を楽しくしてくれる優秀ワイン》
濃く照りのある綺麗な赤紫色。
ブラックチェリーや完熟ブラックベリーの甘い香り。
アタックからとてもジューシー、柔らかな口当たり。
鮮やかで生き生きした印象の特筆すべきフルーティーさ。
程良いボディ。渋み、酸味ともに角なく穏やかで丸みあり。
全体バランスが良く取れていて、親しみやすさに好感を持ちます。
「あの人いつもにこやかで性格いいよね」みたいな印象のワインです。
我が家ではささみカツに合わせたのですがこれがなかなかのマリアージュ。
白身のあっさりささみに少し甘みのあるトンカツソース、この穏やかな赤。
普段の食卓を楽しくしてくれる優秀ワインですよ。
2021VT:糖度:5.1g/L 酸度:6.1g/L
畑:セラーのあるハインフェルト村、標高182m。収穫:機械
発酵:ステンレスタンク(22-30度)12日間
熟成:ステンレスタンクで6ヶ月から8ヶ月
清澄なし、フィルターをかけずにボトリング。
《お客様が求めるワインを造ること》
★土壌と品種
南ファルツは粘土石灰質土壌のため、ピノ・ノワール、シャルドネ、ヴァイスブルグンダー、グラウブルグンダーなどに力を入れています。他にもドルンフェルダーやカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロを植えており、20品種以上を手掛けています。生産比率は、赤白各50%ずつです。
★日本人ケラーマイスター
ワイン造りをするのは、兵庫県出身の坂田千枝。
幼い頃から果樹栽培の仕事をしたいと考えていました。
地元の農業高校に進学し、17歳の時にドイツにホームステイしたことがきっかけとなり、ドイツへ。職業訓練を受け、ラインガウやアールで研修を積みました。
2013年末からコッホで働いています。普段は、一人でセラーの仕事を担当。
ベルンハルトから学んだことは「お客様が求めるワインを造ること」。
ブルゴーニュのピノ・ノワールが好きで、それに近づけていきたいと考えています。
★こだわりのワイン造り
ワインのベストな状態を考えて、添加物は極力加えないようにしています。赤は基本的にノンフィルター、白はベントナイト処理を行わないようにしています。
低価格帯のワインにも1つ1つたんぱく質沈殿率のチェックを行っています。
「低価格帯のワインも、上級クラスのワインにも同じ労力をかけています。」と坂田は語ります。
2009年にブルゴーニュ・スタイルのピノ・ノワールを造り始めて以来、2013年頃から「ヴィヌム」や「ゴーミヨ」などのワインガイドに掲載されるようになりました。
★評価
「ゴーミヨドイツワインガイド2019」で赤4房
「ヴィヌム2019」で4星
「アイヒェルマン2019」で3星
バリックフォーラム所属
「Die jung Pfalz2018」(ファルツの若いワイン生産者コンテスト)でアレクサンダーが総合部門で、2016VTシュペートブルグンダーが品種別で、最高点を獲得し1位獲得。=====
(文章:佐野 雅子)
商品スペック | |
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タイプ | 赤 |
ヴィンテージ | 2021 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | ドイツ |
生産地 | ファルツ |
生産者 | ベルンハルト・コッホ |
■味わい:ミディアムボディ ■ぶどう品種:ドルンフェルダー ■格付け:Q.b.A. Trocken ■アルコール度数:2021VT:12%2022VT:13% |