商品説明
《しっかりと辛口に仕上げたリースリングの個性が楽しめるゼクト》
コッホ醸造責任者 坂田千枝氏によるワインの説明
2020年はとても暖かい年で、収穫した時にすでに酸がしっかりと形になっていました。醸造であまり手を加える必要がなかった年です。
葡萄はシンプルにおいしいなというタイミングで収穫しました。瓶内二次発酵の場合はアルコール度数が1.5%から2%くらい増えるので、糖が高い葡萄を収穫する必要がありません。
めちゃめちゃに酸っぱい状態で、潜在アルコール度数が10%くらいの、これでいいなという状態で収穫します。
ボトリティス菌もいない健康な葡萄が収穫出来ますので何も入れる必要がありません。
ベースワインを発酵、熟成させて、2021年の6月から7月くらいからビン内で二次発酵が行えるようにしました。
二次発酵は2 3ヶ月行います。ドイツのワイン法では、ゼクトの場合、二次発酵後、ビン詰めしてから澱抜きするまで、澱の上で最低9ヶ月寝かせる必要があります。
私たちは最低でも12ヶ月、できれば18ヶ月は澱の上で熟成させます。
特にリースリングは酸が高い品種なので、長く寝かせてまろやかになるように頑張って造っています。
エクストラブリュットはとても辛口です。通常のブリュットは8から12g/Lくらいの残糖で造りますが「この酸が飲みたいんだよ」というお客様がいらっしゃるので強気に造っています。
インポーターによるワイン情報
瓶内二次発酵によるリースリングのゼクトです。リースリングの畑はハインフェルト村に位置し、標高182m、南西向きのなだらかな丘陵地に広がっています。
土壌は砂岩、栽植密度は5,000本/haです。収穫は9月の中旬、畑で選別しながら手摘みで行います。
空気圧プレスで柔らかく圧搾し、ステンレスタンクに入れ18度に温度管理しながら14日間発酵させます。
ファーストプレスの果汁だけを使用、マロラクティック発酵はしていません。基本的にはドサージュを行わない辛口仕立てです。
熟成も同じステンレスタンクで6ヶ月行います。その後、瓶詰めを行い、約18ヶ月熟成させます。
《インポーターのテイスティングコメント》
リンゴや柑橘系の果実を思わせるリースリングに特徴的な豊かなアロマ、フレッシュな酸が心地よく感じられます。
この商品はインポーターの倉庫に在庫しているため、インポーターから直送でお届けします。
他の商品とご一緒に購入された場合、同梱は出来ません。2口以上に別れての配送となります。
(追加送料は発生しません。ご安心下さい。)
商品スペック | |
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タイプ | 白泡 |
ヴィンテージ | 2021 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | ドイツ |
生産地 | ファルツ |
生産者 | ベルンハルト・コッホ |
■味わい:辛口 ■ぶどう品種:リースリング ■格付け: ■アルコール度数:12 |