《醸造家・坂田千枝さんの名を冠した特別なワイン》

「プティ・チエ」は、コッホの醸造家・坂田千枝さんの名を冠し、日本のワインラヴァーに向けた特別なワイン。
「レゲント」は1990年代からドイツで栽培が始まった比較的新しい交配品種。
栽培面積はドイツで1700haぐらいはあるようなのですが、ソムリエまーちゃんは初遭遇です。
輸入元の営業さんも初めて飲んだと言っていたので、少なくとも日本では珍品種枠なのは間違いありません。

まったくヒントがないと想像つかないと思いますので捻り出すと、グルナッシュ（ガルナッチャ）が近いかなぁ？
色も味も濃くて、わかりやすいです。タンニンもしっかりあります。
（ただしこれが初レゲントなので、品種特性かこのワインの特性かは断言できないので悪しからず。）
なんせ美味しいので恐るるに足らず！珍品種ラヴァーの皆様、安心してお買い上げください。

割り当て数での仕入れのため、在庫限りとなります。
ファンの方、気になる方はお早めにご入手くださいね。

当店ではすっかりお馴染みの生産者ではありますが、このワインで初めて出会った方に簡単にご紹介しますと・・。
ベルンハルト・コッホはドイツ、ファルツのワイングートで、醸造家を務めるのは日本人の坂田千枝さん。
ケラーマイスターとしてコッホ家の長男アレクサンダー氏と共に醸造を担っています。
兵庫県立農業高等学校園芸科果樹部門に在学中、ドイツでのホームステイを経験。
これをきっかけに卒業後ドイツに渡り、職業訓練校で学びながらドイツ国内外の様々なワイナリーに従事。
2012年に栽培醸造技術師の国家資格を取得。
2013年10月よりベルンハルト・コッホの醸造責任者として活躍中です。

帰国時のセミナーに出席し、その明るい人柄と造り出すワインの味わいが合ってるなぁと実感しました。
こちらのレゲントも果実味の輪郭がはっきりした美しさで本当に美味しいです！

《シニアソムリエまーちゃんのテイスティング》

とてもきれいで特徴的な色合い。青系ピンクみのある透けない濃い赤紫。
熟した黒系ベリーの果実香が溢れます。
アタックからジューシーで人懐っこい印象の明るい味わい。
ブルーベリーをすりつぶしたような甘濃さ、軽くラズベリーやカシスのような甘酸っぱさも。
柔らかくな酸、まろやかで心地よいタンニンがきちんとバランス良くあるおかげで飲み応えもあります。
飲みやすく親しみやすいミディアム-フルボディ。

プルコギやすき焼きのような甘みを感じる肉料理、サラミやソーセージたっぷりのピザなどに特にお薦め。
家庭の様々な肉料理メニュー、パスタなどにも気軽に合わせられる親しみやすさが魅力です！

畑：複数の村の様々な区画。標高は平均180ｍ、東向きの斜面。
収穫：手摘み
醸造：葡萄はステンレスタンクに入れ、平均26度に温度コントロールしながら14日間発酵。
熟成：同じステンレスタンク。
残留糖度：9.5g/L　酸度5.7g/L