商品説明
【2012年店主選出8位(’10VT)】
力強くも、どこか可憐で愛らしいニュアンスもあるワイン!
2019VT、2020VTともにルカ・マローニ ベストワイン年鑑で99点獲得!
人気のサロットから、これまた本当に美味しいバルベーラ・ダルバ!
気軽にお楽しみ頂けるブリッコ・マッキアに対し、このエレナは赤ワイン上級者に特にお薦めの重厚な出来です!
エレナはサロット家の次女の名で良い年にしか造らないワインです。
畑はワイナリーのすぐ後ろにある標高350mの急斜面、南向きの最高の場所にあり僅か1ha。
サロット家で最も古い区画で、60-70年樹齢のものもあります。
土壌は、石灰質泥灰土。
収穫は9月末頃、通常の収穫量の半分の50hl/ha以下。1週間の低温醸し。
12ヶ月アメリカンオークのバリック(新樽)で熟成。
さらにステンレスタンクとボトルでそれぞれ6ヶ月間寝かせます。
特注の樽の焦がし方は、ウイスキーと同様。
ノンフィルターで瓶詰。生産量は8000本。
濃い赤色。
濃厚な甘いベリーフルーツ香が大変豊か。
熟しておだやかな甘みを含んだ果実味が口中に大きく広がります。
まろやかなコク、豊富ながら角のないタンニン。
しっかりした骨格で充実の味わいながら、飲み疲れない絶妙な濃さで口当たりも滑らかです。
酸は気持ち低めですが、全体のバランスはよく取れており、それぞれの味わいの要素は主張しすぎず品があります。
フルボディで力強いワインですが、どこか可憐で愛らしいニュアンスも感じられる楽しいワインです。
ちょっとしたごちそうとともに、ご家族やお友達とともにゆっくりと味わって頂きたい充実の1本!
ワインって美味しいなぁ・・って、改めて感じさせてくれますよ!
===【輸入元資料より】
サロット家の歴史は、18世紀末に近隣のバルバレスコ村で生まれたジュゼッペがネヴィーリエに移り住んだことからはじまります。
当初はドルチェットの生産を専門に行なって、20世紀初頭にはバルクでイギリスへ輸出していました。
戦争やフィロキセラ禍などを経て、その後現オーナーのロベルトが醸造学校を卒業する1980年代の初頭まで、葡萄は業者に売っていました。
1991年から自家栽培の葡萄はすべて自身のところで醸造するようになりました。
同年、バローロに20haの畑を購入し生産をスタート。
ロベルトは卒業後、父を手伝ってきましたが、その後ピエモンテにある年間生産量6500万本の大規模な醸造所の醸造長として手腕を発揮。
同時にガヴィにある醸造所のワインメーカーとしても活躍しました。
現在ではそれらの職は辞し、親しい6名のメンバーと共同経営で運営する醸造所のワインメーカーであり、また彼自身の畑をバローロやバルバレスコ、ガヴィに所有し、質の高いワイン造りを行なっています。
また、ワインに含まれる200種類ほどある化学成分の専門家でもあります。
最優先に注意を払うのは葡萄畑です。
なぜなら良いワインは畑で生まれ、セラーで育つと考えているからです。
所有する畑は83ha、バローロ、バルバレスコ、ネヴィーリエ、ガヴィといったピエモンテ最高のワインが生まれるエリアに広がっています。
アルネイス、シャルドネ、ブラケット、ネッビオーロ、カベルネ ソーヴィニヨンの栽培も行なっています。
機械化によって若干は変わりましたが、基本的には伝統的な方法で葡萄を育てています。
自然の生態系を守りながら化学的なものを減らしていくことで、いつか化学的なものをゼロにしていければと考えています。
2014年1月からは、アルバの醸造学校を卒業した息子のエンリコがセラーの仕事を手伝っています。=====
(文章:佐野 雅子)
商品スペック | |
---|---|
タイプ | 赤 |
ヴィンテージ | 2020 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | イタリア |
生産地 | ピエモンテ州(イタリア北部) |
生産者 | ロベルト・サロット |
■味わい:フルボディ ■ぶどう品種:バルベーラ ■格付け:DOCG ■アルコール度数:16% |
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