商品説明
ふと気づけば・・プーリアのワインばっかりおいてるわ・・。
でもでもしょうがない。
だって、ほんとに美味しくてリーズナブルで、お薦めせずにはいられないワインの宝庫なのですからっ!
こちらでご紹介するのも、ちょっとありえない掘り出し物!
良い年にだけ生産する特別なワイン。
大ヒットの2008年、2013年、2015年、2016年、2017年に続き4年連続で2018年も造れました!
限定エリアから厳しく選別した葡萄を手摘み収穫。45日もの長期醸しで造られます。
最高の飲み頃!めちゃくちゃ美味しい!
それでこの価格ってほんとにいいのでしょうか?これは買いですよ!
店主まーちゃん、ネグロアマーロのポテンシャルを少々みくびっておりました・・。ネグロアマーロがこんなに素晴らしい熟成をするなんて!(30%ブレンドのサンジョベーゼの功績もあるのでしょう)
醸造家のマッシミリアーノ氏(写真右下)は「熟成できるワイン造り」がモットー。氏曰く「このワインについて最も重要なことは熟成しているということ、さらにまだ熟成できる品質であるということ。ワインを知っている人は熟成の良さをわかっている」
濃い色調のルビーレッド。
ブルーベリーリキュールのような甘い果実香に、少し梅酒のようなニュアンスも。
黒いベリーフルーツを思わせる濃厚な果実味、味わいの奥に軽くスパイシーさがあり、凝縮感はまるでアマローネのよう。
大きなこだわりを持つフレンチオーク樽※の24ヶ月熟成によるバニラ香も大変華やか。
まろやかな甘みと力強いタンニン、やや低めの酸。
まぎれもなくイタリア南方系の味わいではありますが、熟成による深みがあり、唯一無二の個性です。
いいお肉を用意してお楽しみ下さい。ワインだけでじっくり飲みもアリ!(少し低めの温度(10-14度)のほうが引き締まります。)
コルクは熟成を見込んで写真のような長くて高級なもの(価格は通常タイプの5倍)を使用。手間暇かけて仕上げる生産者渾身の必飲の1本です!
※フランチオークの樽はジュピル(Jupille)産のものです。ジュピルの木は内側がピンク色をしており高価ですが、大変木目が細かいため長期熟成させるワインに適しています。マッシミリアーノは毎年現地を訪れ、樽で購入するのではなく、木(樽材)そのものを購入。本当に素晴らしいヴィンテージとなったスクインツァーノにこれを使っています。
=====【生産者について】
1870年代創業。D.O.C.コペルティーノの中の、モンテローニ・ディ・レッチェにある全くの家族経営の生産者で、現在4世代目。
兄のマルセロ(1964年生まれ)が社長、弟のマッシミリアーノ(1971年生まれ)がエノロゴ(醸造家)で、この二人を中心に7名のスタッフで運営。マッシミリアーノは南イタリア・エノロゴ協会会長。自社畑50haと契約農家からの買い葡萄80ha。
とても乾燥している土地のため、農薬は雨の多い年にしか使用しません。
その年の作柄によって造るアイテムを変え、良いヴィンテージにしか上のクラスのワインは造りません。
契約農家からは、土地を借りて葡萄を造ってもらうというイメージで、1kg幾らではなく、1ha幾らという単位で買い取っています。葡萄は1本の枝に2 3房しか付けません。収穫は、夜中か早朝に100%手摘みで行い、良い葡萄のみ箱に入れます。
ロッカ・デイ・モリのワインの特徴のひとつが、新しいヴィンテージへの切り替わりが比較的遅く、またワインの熟成がゆっくり進んでいるように感じられることです。
熟成させて売ることはお金のかかることですが、ボトル熟成が重要だと思っているので、通常の5 10倍もする価格のコルクを使っています。コルクの色が良くないのは、漂白をしないためです。それも自分達を表現する方法のひとつだと考えています。
「長いコルクは印象的でしょう?!」
長い発酵、熟成によっていろいろな力を溜め込むので、それをフィルターで除去することはしたくないと考えています。
熟成できるワイン造りがモットー。ボトル熟成によって、より集約し、風味が発展、タンニンも柔らかくなっています。=====
(文章:佐野 雅子)
商品スペック | |
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タイプ | 赤 |
ヴィンテージ | 2018 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | イタリア |
生産地 | プーリア州(イタリア南部) |
生産者 | ロッカ・ディ・モリ |
■味わい:フルボディ ■ぶどう品種:ネグロアマーロ70% サンジョベーゼ30% ■格付け:D.O.C. ■アルコール度数:14% |