商品説明
「ルカ・マローニ ベストワイン年鑑2024」 99点獲得(満点)
安定した美味しさに当店でもすっかりおなじみのサン・マルツァーノ。
こちらでご紹介するのは、華やかしっかりめの白ワイン「エッダ」です。
このワイン、当店で取り扱いを始めた2018年VTから現行の2022年VTまでずっと、「ルカ・マローニ ベストワイン年鑑」で 99点獲得(満点)中なのです!
かつてのテレビ番組「料理の鉄人」二代目和の鉄人としても名高い中村孝明氏も「サン・マルツァーノの中でエッダが一番好きだ」と仰ってます。
私も輸入元試飲会において数あるワインの中でも特に印象深かったもののひとつが「エッダ」でした。
「エッダ」とはイタリア語で「彼女」という意味。
「大切な人に花束を贈るようにこのワインを贈って欲しい」という思いで命名されたそうです。
華やかさとミステリアスな魅力を表現するため、シャルドネとモスカートをメインとしたブレンドにたどり着きました。
大切な彼女をイメージしたユニークなブレンドです。
「華やかなのにそれだけでは終わらない。深みもある!」
というのが初めて試飲したときの印象です。
黄みがかった輝きある外観。
青りんご、白い花を想わせる清涼感ある香り。
時間と共に洋梨のコンポートのような甘い香りが増します。
アプリコット、白桃のニュアンス。
滑らかでゆったりとしていてその中に細かい酸があります。
モスカートの華やかさが際立つ中、シャルドネが全体を包み込むかのように口の中にゆっくり広がります。
そして、もう一つ使用されている葡萄が「フィアーノ・ミニュトーロ」
プーリア州でも一部でしか栽培されてない希少な土着品種です。
この品種の特徴は豊かなアロマと複雑なフレイバー。
ワインをより一層アロマティックにしているのでしょう。
華やか系のワインはインパクトがあり飛びつきやすいのですが、途中で飲み飽きてしまうこともあります。
反対にバランスが良く安定感あるタイプは面白みに欠ける。
「エッダ」はタイプが全く違う葡萄をブレンドすることでふたつの良い所取り!
安定感と飽きの来なさどちらもを兼ね備えたワインなのです!!
醗酵:ステンレス・タンク 主醗酵後オーク樽にてマロラクティック醗酵
熟成:オーク樽4カ月(225L、仏産、新樽比率 100%) / 瓶熟2カ月
=====【輸入元資料より】
東にアドリア海、南西にイオニア海の2つの地中海を臨む、イタリアのかかと部分にあたるサレント半島に位置するワイナリー。
1962年に創業した協同組合で、現在は1200以上の栽培農家を抱えています。
熟練の栽培家らの手によって造られる、太陽・大地の恵みをたっぷりと吸収したプーリアならではの土着品種で、高品質なワイン造りに取り組んでいます。
革新的な醸造技術によってブドウとテロワールの魅力を余すことなく表現した彼らのワインは、現在世界中で人気を高めています。
土壌は粘土質、石灰質に赤土土壌、その下には、 石灰質の石の層が連なります。
夏は暑いが、夜は気温が下がるため昼夜の気温差があります。
降水量は少なく、海風の恩恵を受けます。
これらの条件が全て揃った時、タンニンが繊細、エレガントでありながら、ストラクチャー豊かなワイン、かつ熟成に耐えうる偉大なワインの生産が可能となります。
醸造家のマリオ・エルコリーノ氏はアヴェッリーノで醸造学を学んだ土着品種の専門家で、フリウリ、アブルッツォ、ピエモンテ、トスカーナ、ラツィオ、カラブリア、シチリアなどイタリア各地で経験を積みました。
ギリシア、ルーマニア、フランスなどでも活躍し、90年代にプーリアへ移住。サン・マルツァーノでの経験は2002年から。
もう一人の醸造家ダヴィデ・ラグーザ氏はフィレンツェで農業学と醸造学を修めました。
以前からサン・マルツァーノの収穫を分析し、NZなどの海外での経験を経て、2013年よりワイナリーに正式入社。=====
(文章:丸本 知果)
商品スペック | |
---|---|
タイプ | 白 |
ヴィンテージ | 2022 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | イタリア |
生産地 | プーリア州(イタリア南部) |
生産者 | カンティーネ・サン・マルツァーノ |
■味わい:やや辛口 ■ぶどう品種:シャルドネ60%フィアーノ・ミニュトーロ20% モスカート20% ■格付け:サレントI.G.P. ■アルコール度数:14.0% |