商品説明
《「この値段で買えるなんて奇跡のようなワイン」》
当店の、いやおそらく日本中のワインショップでもロングセラーの1本でしょう。
モーニング「神の雫」で「この値段で買えるなんて奇跡のようなワイン」と紹介され人気がブレイクしたワイン。
掲載時からは随分ヴィンテージが進んでいますが、安定した美味しさとコスパにファン多数。
これまたロングセラーの「ファルネーゼ・モンテプルチャーノ・ダブルッツオ」の上級品に当たるワイン。
畑は3ヶ所、合わせて50haあります。
山と海に囲まれた畑が多く、いずれも契約農家ですが、樹齢の古い良い葡萄の畑の同じ区画部分を契約しています。
土壌は非常に乾燥していますが、地下の保水状況が良いので灌漑はせず、収穫は全て手摘み。
《「普段飲みよりちょっといいワイン」として重宝》
中程度の濃さの赤紫色。
ブルーベリージャムのような甘い香りで、味わいも香りどおりにとてもジューシー。
凝縮した葡萄の甘みがたっぷり詰まっていて、いわゆるフルーツ爆弾タイプ。
渋みはなめらかでまろやかなので、フルボディながら飲みやすい味わいです。
お日様の暖かみを感じる穏やかな味わい。
わいわいと楽しいパーティーがお似合いの、明るいキャラクターを持ったワインです。
普段飲みよりちょっといいワインが欲しい時、重宝する1本です。
当店は、大きなワイン屋さんとは違って店主まーちゃんが一人でワインを選んで仕入れています。
だから、どうしても自分の好みが色濃く反映される品揃えになっています。
常連のお客様が多くいらっしゃり、味覚の好みが合っているからこそ長年おつきあい頂いているのだと思います。
このカサーレ・はヴェッキオは個人的にも大好きなワインの1本です。
「濃いめでちょっと甘みがあって、酸はやや低め」の典型的な店主好みなので、そういう味がお好きな方(常連様もこのタイプがお好きな方が多いようです)にはお薦めです。
でもすごーく濃いという範疇でもないので、果実味豊かで飲みやすいタイプがお好きであれば絶対のお薦めです。
(「エレガント命」というお客様には、ちょっとポッテリかも知れません・・)
《南イタリアで成功を収めた実力派生産者》
1994年設立。
何度もイタリア最優秀生産者に選出されている、圧倒的なコストパフォーマンスを誇るアブルッツォの雄。
ファルネーゼの名前は、当時のファルネーゼの王子と結婚したオーストリアの王女マルゲリータが、この土地でワイン造りに身をささげたことに因んでいます。
自家所有葡萄園は合計で150haあり、モーロ川渓谷の北側の斜面に位置し、それは太陽の恵みを受けるために最高の条件であることを意味しています。
高度9000フィート(約2700m)、海から18マイル(約28.9km)のところにあるマイエッラ山脈は、高品質のワインを産み出すために理想的なミクロクリマを産み出します。
自社畑以外の買い葡萄は、農家と5年単位で契約。
量で買い取るのでなく、4、5月にアグロノミストが畑を回り、良い畑をha単位で買い取ります。
1軒当たり平均1 3haと大きくないため、量より質を重視した栽培が出来、収穫も良いタイミングで短期間で終える事が出来ます。
24時間以内に、収穫した葡萄を醸造出来る体制にしています。
収穫量を制限し最新技術と伝統的な手法をうまく組み合わせ、コストパフォーマンスに優れたワインを産出。
醸造は総勢13人がチームで力を合わせています。
若いワインメーカーを雇い、北半球と南半球で1年に2回収穫とワイン造りを体験させ、通常の2倍の成長を促しています。
そして2人の経験豊かなワインメーカーが、サッカーチームの監督のように若いワインメーカーに的確な指示を与えます。
そのワインは、数々のワインコンクールで高く評価され、国際的にその名を知られています。
トスカーナのテヌーテ・ロセッティ、カンパーニャのヴェゼーヴォ、プーリアのヴィニエティ・デル・サレント、バジリカータのヴィニエティ・デル・ヴルトゥーレ、シチリアのザブをグループ傘下に収め、フィリッポ・バッカラーロを軸に、技術や情報を共有して、素晴らしいワインを造っています。
(文章:佐野 雅子)
商品スペック | |
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タイプ | 赤 |
ヴィンテージ | 2022 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | イタリア |
生産地 | アブルッツオ州(イタリア中部) |
生産者 | Farnese |
■味わい:フルボディ ■ぶどう品種:モンテプルチャーノ ■格付け:D.O.C. ■アルコール度数:14.5% |