商品説明
ロベルト・サロットのガヴィは2種類あります。
奥様の名を冠した元気ハツラツ感なアウロラと、アウロラに少し大人の雰囲気をまとわせたイメージのこのブリク・サッシです。
「アウロラはフルーティー、ブリク・サッシはよりミネラル」。
こちらのブリク・サッシ、はっきりした輪郭を持った果実味が鮮やかでとても美味しい1本!
店主まーちゃんの、好みど真ん中です!
軽くさっぱり飲むならアウロラ、ゆったりした食事に楽しむのならこのブリク・サッシと使い分け頂くと良いでしょう。
こちらはロベルト自身が所有する8haの畑ブリク・サッシからの葡萄が原料。
標高270m、南から南東向き、石灰質の泥灰土壌というガヴィの中でも恵まれた条件の畑で、樹齢も40年と大変高いです。
この樹齢の高さも、味わいの凝縮感に貢献しているものと思います。
薄い黄色。
まるでオレンジのような甘くて爽やかな香り。とてもいい香りです。
味わいも、糖度が高く果実味が凝縮したオレンジやグレープフルーツを思わせます。
そして、その柑橘果実っぽい爽やかさの中に、芯の太さ、輪郭、力強さがあります。
飲む度に果実味の豊かさを表しながらもくどさは皆無、口中を爽やかに流れる軽やかさも感じさせてくれます。
この味わい、お見事!
ガヴィといえば、元は魚介に合わせるために生まれたワインですので魚介との相性はもちろん○。
更には、豚カツ、唐揚げなどの白身肉類の揚げ物も、程よいボリューム感とウォッシュ効果でぴったりなのではないでしょうか?
2000円もせずにこの美味しさはかなり嬉しい!お得感あります。
「デイリーワインよりちょっといいワインが欲しい需要」の強力アイテム!
2022年VTは「ムンドゥス ヴィニ2023」で金賞。
===【輸入元資料より】
サロット家の歴史は、18世紀末に近隣のバルバレスコ村で生まれたジュゼッペがネヴィーリエに移り住んだことからはじまります。
当初はドルチェットの生産を専門に行なって、20世紀初頭にはバルクでイギリスへ輸出していました。
戦争やフィロキセラ禍などを経て、その後現オーナーのロベルトが醸造学校を卒業する1980年代の初頭まで、葡萄は業者に売っていました。
1991年から自家栽培の葡萄はすべて自身のところで醸造するようになりました。
同年、バローロに20haの畑を購入し生産をスタート。
ロベルトは卒業後、父を手伝ってきましたが、その後ピエモンテにある年間生産量6500万本の大規模な醸造所の醸造長として手腕を発揮。
同時にガヴィにある醸造所のワインメーカーとしても活躍しました。
現在ではそれらの職は辞し、親しい6名のメンバーと共同経営で運営する醸造所のワインメーカーであり、また彼自身の畑をバローロやバルバレスコ、ガヴィに所有し、質の高いワイン造りを行なっています。
また、ワインに含まれる200種類ほどある化学成分の専門家でもあります。
最優先に注意を払うのは葡萄畑です。
なぜなら良いワインは畑で生まれ、セラーで育つと考えているからです。
所有する畑は83ha、バローロ、バルバレスコ、ネヴィーリエ、ガヴィといったピエモンテ最高のワインが生まれるエリアに広がっています。
アルネイス、シャルドネ、ブラケット、ネッビオーロ、カベルネ ソーヴィニヨンの栽培も行なっています。
機械化によって若干は変わりましたが、基本的には伝統的な方法で葡萄を育てています。
自然の生態系を守りながら化学的なものを減らしていくことで、いつか化学的なものをゼロにしていければと考えています。
2014年1月からは、アルバの醸造学校を卒業した息子のエンリコがセラーの仕事を手伝っています。=====
(文章:佐野 雅子)
商品スペック | |
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タイプ | 白 |
ヴィンテージ | 2022 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | イタリア |
生産地 | ピエモンテ州(イタリア北部) |
生産者 | ロベルト・サロット |
■味わい:辛口 ■ぶどう品種:コルテーゼ ■格付け:D.O.C.G. ■アルコール度数:13.0% |