商品説明
夏に特にお薦め、スキアーヴァのワインをご紹介します!
北部イタリア、トレンティーノ・アルト・アディジェで栽培されるぶどう品種。
ドイツではトロリンガーと呼ばれていますが、これ、「チロル地方の=チロリンガー」が訛ったものらしく、文字どおり「チロルのぶどう」。
ワイン用としても食用としても使われるようです。
凝縮した実をつける、樹齢の高い最上のスキアーヴァから造られるのがこのワイン。
赤ワインですが、グラスに注ぐと「???」となります。
あれっ?これロゼ?いや、赤ワインのはずだけど???
透明感のある薄い赤色で、赤ワインというよりちょっと濃い目のロゼに思えます。
とてもきれいな色あいで、まずは目から楽しめる1本なのです。
香りは、アールグレイの紅茶やアメリカンチェリー。
優しい暖かさを感じさせるような、特徴のあるいい香りです。
チェリージュースのような甘酸っぱい充実の果実味。
渋みも酸も柔らかく、アフターにフルーツキャンディのような愛らしい風味あり。
淡い色合いからはロゼっぽい(=白に近い)味を想像しましたが、しっかり赤い果実の厚みがありジューシーで、間違いなくちゃんと赤ワイン。
柔らかな果実味たっぷりの赤なので、お肉にも野菜にも寄り添えます。
ピーマンや茄子などの夏野菜とたっぷり牛肉を炒めたり、ピーマンの肉詰めなどに合わせてみてはいかがでしょうか?
いつもとちょっと違うルックスの赤も楽しいですよ!
(ラベルが横長のため輸入者シールと重なっています。ご了承下さい。)
=====【輸入元資料より】
南アルプスに位置し、北はオーストリア、西はスイスと国境を接するトレンティーノ・アルト・アディジェ州。その中でもボルツァーノを中心とする北部はかつてオーストリア領で、今でもドイツ語が使われ南チロルと呼ばれています。
この地域はアルプスも近く厳しい冬を迎える反面、夏は非常に暑く38℃とシチリアやナポリと同じ位の温度になる事があります。
殆どの地域が気候の厳しい山岳地帯で、ブドウ畑は温暖な南風が吹き込む、巾の狭い谷の斜面に細長く続いています。
ローマ時代にはすでに木樽による醸造が行われていたこのカルダーロの地で、45haの畑を所有するマニンコールは、1608年創業の由緒ある生産者。
当主は1991年から引き継いだミヒャエル・ゴエス・エンツェンベルグ氏で、伝統を重んじながら新たな技術を取り入れた、品質重視の造り手です。化学肥料を使わず、自然環境を重視した方法を駆使して栽培、醸造しています。
マニンコールとは胸に手を当てる動作、つまり心からの思いのこもった真摯な態度を意味し、まさにこの生産者のポリシーを表しています。
マニンコールは以前は自身での瓶詰めをせず、協同組合にブドウを売っていました。品種の80%を地元の品種スキアーヴァが占めていましたが、1991年にエンツェンベルグ氏に引き継がれると、樹齢の高い選りすぐりのものだけを残して他の品種へ植え変えられました。
現在はピノ・ブラン、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、モスカート・ジャッロ、ヴィオニエ、スキアーヴァ、ラグレイン、メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー、ピノ・ネロ等を栽培、75%が赤ワインとなっています。
樽はフランス、ドイツ、オーストリア、スラヴォニア産オークを使用、他に所有地の森で採れるオークも2500 3000Lの大樽として使用しています。
2005年よりビオディナミによる栽培をスタートし、2009年にデメテール認証取得。自然を大切にした姿勢をもって取り組んでいます。=====
(文章:佐野 雅子)
商品スペック | |
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タイプ | 赤 |
ヴィンテージ | 2014 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | イタリア |
生産地 | トレンティーノ・アルト・アディジェ州(イタリア北部)) |
生産者 | マニンコール |
■味わい:ライト ミディアムボディ ■ぶどう品種:スキアーヴァ ■格付け:DOCラーゴ・ディ・カルダーロ(カルテラーゼー・クラシコ・スペリオーレ) ■アルコール度数:13% |