商品説明
安定した美味しさのサン・マルツァーノ。
デイリー価格帯の人気ワイン、イル・プーモのちょっと上のレンジがこのタロちゃん。
「タロ」というのはワイナリーが位置している場所の伝統的な姓。
地元に根付く生産者が畑を自分の庭のように愛情を注ぎ、ブドウを栽培していることから、彼らへの感謝の気持ちを表現するためワインにこの名前をつけたそうです。
同時入荷の「タロ プリミティーヴォ・ディ・マンデュリア」はリアル・ワイン・ガイド旨安大賞受賞、ルカ・マローニ95点という高評価。
この「タロ ネグロ・アマーロ」も店主まーちゃん的には同評価をあげたい1本です。
それぞれ少し違う個性を持つ2本ですが、明るくて優しい基本性格は共通。
少しガーネットがかった濃い赤紫。
ブルーベリーやラズベリーのソースのような香り、味わい。
完熟果実感のある凝縮した甘みが印象的。
また、果実味に加え、ヴァニラっぽさや上質のバルサミコっぽさもあり。
またナッツのような香ばしさや、甘草のような独特の風味もあり。
子供の頃に飲んだ甘い風邪シロップを思い出すような懐かしい甘みなんです。
全体的には、このネグロアマーロはプリミテイーヴォより少し個性的。
「タロ プリミティーヴォ」に共通するのは、フルボディながら飲み易いタイプだということ。
オーク樽熟成6ヶ月で厚みがあり、ビロードのような暖かで滑らかな印象も似ています。
酸、タンニンもまろやかで甘みもあり。
プリミティーヴォとの飲み比べも楽しいですよ!
=====【輸入元資料より】
東にアドリア海、南西にイオニア海の2つの地中海を臨む、イタリアのかかと部分にあたるサレント半島に位置するワイナリー。
1962年に創業した協同組合で、現在は1200以上の栽培農家を抱えています。
熟練の栽培家らの手によって造られる、太陽・大地の恵みをたっぷりと吸収したプーリアならではの土着品種で、高品質なワイン造りに取り組んでいます。
革新的な醸造技術によってブドウとテロワールの魅力を余すことなく表現した彼らのワインは、現在世界中で人気を高めています。
土壌は粘土質、石灰質に赤土土壌、その下には、 石灰質の石の層が連なります。
夏は暑いが、夜は気温が下がるため昼夜の気温差があります。
降水量は少なく、海風の恩恵を受けます。
これらの条件が全て揃った時、タンニンが繊細、エレガントでありながら、ストラクチャー豊かなワイン、かつ熟成に耐えうる偉大なワインの生産が可能となります。
醸造家のマリオ・エルコリーノ氏はアヴェッリーノで醸造学を学んだ土着品種の専門家で、フリウリ、アブルッツォ、ピエモンテ、トスカーナ、ラツィオ、カラブリア、シチリアなどイタリア各地で経験を積みました。
ギリシア、ルーマニア、フランスなどでも活躍し、90年代にプーリアへ移住。サン・マルツァーノでの経験は2002年から。
もう一人の醸造家ダヴィデ・ラグーザ氏はフィレンツェで農業学と醸造学を修めました。
以前からサン・マルツァーノの収穫を分析し、NZなどの海外での経験を経て、2013年よりワイナリーに正式入社。=====
(文章:佐野 雅子)
商品スペック | |
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タイプ | 赤 |
ヴィンテージ | 2019 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | イタリア |
生産地 | プーリア州(イタリア南部) |
生産者 | カンティーネ・サン・マルツァーノ |
■味わい:フルボディ ■ぶどう品種:ネグロ・アマーロ ■格付け:サレントI.G.P. ■アルコール度数:13.5% |