商品説明
「カンティコ」の美味しさに「なんじゃこりゃぁ???」となったのがこのポデーレ・ラ・カッペッラ。
「カンティコ」はメルロー100%ですが、こちらのコルベッツオーロはサンジョベーゼ100%。
キャンティ・クラッシコの地域なのでそう名乗ることも可能ですが、ワイン法からの自由を求めてあえてIGTでリリースしているようです。
ちなみにラ・カッペッラの「キャンティ・クラシコ」(未取扱い)はサンジョベーゼ85%とメルロー15%。
価格的にもだいぶん差がありますし、違う方向を目指して造られたのがコルベッツオーロという理解でいいと思います。
品種的にキャンティ・クラッシコに近くなるかと思いきや、メルロー100%のカンティコのほうが雰囲気は近いというのが面白い。
やはり力強いスーパータスカンという趣で、このコルベッツオーロも本当に美味しいんです!
濃い色調のややガーネットがかった赤紫。
ラズベリーやブラックチェリーのような果実香に、僅かにコーヒーや革っぽいようなニュアンスも。
きれいな適熟の果実味が充実しています。
しっかりボディがあり、タンニンや酸も美しくこなれて溶け込んでいます。
フルボディの範疇ながら強すぎず、エレガントさも纏った魅力的な1本。
家族の記念日などのご馳走夕食に、少し特別感あるお食事のお伴にお薦めです。
ステーキ、ローストビーフ、ハンバーグなど肉料理全般に合わせてお楽しみください。
=====【輸入元資料より】
オーナーのブルーノ・ロッシーニ氏は北イタリアのヴェネト州のヴェローナ出身。
ワイナリー運営を始める以前はヴェネト州で果樹園を営み、また果実商人として、イタリア最北端から南はシチリア島まで良質の果実を探し求め買付販売をしていました。
キャンティ・クラッシコゾーンの中心地サン・ドナート・イン・ポッジョの地所をロッシーニ家が購入したのは1979年。
購入当時はブドウ畑に加え、オリーブ、リンゴ、梨の栽培も。
日ごろから果物の品質を見極める仕事をこなしていた経験から、果物や植物生育に関しての鋭い勘が培われ、自社のブドウ栽培にも活かされてきました。
長い間、ブドウは大変人気の高い近隣ワイナリーのイーゾレ・オレーナへ販売していましたが、地質や栽培のエキスパートからの助言を得て、ブドウ栽培に傾注。
彼自身が栽培のスペシャリストとなるのに時間は掛かりませんでした。
自ら理想とするワインを造りたいという思いから、1995年にポデーレ・ラ・カッペッラを立ち上げました。
ブドウの品質は、必然的に最高レベルを選択することになります。
ブルーノ氏はトラクターに乗り、自ら畑に出て毎日畑仕事をこなします。
剪定作業や植物を観察し続ける根っから土いじりが好きな方です。
現在でも果物を栽培し、野生動物が訪れるキアンティの大自然の中で暮らしています。
現在、娘のナターシャとともに、手間とコストのかかる厳格な有機栽培を励行中。
有機栽培認証(Bioagricert 1994年取得)=====
(文章:佐野 雅子)
商品スペック | |
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タイプ | 赤 |
ヴィンテージ | 2013 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | イタリア |
生産地 | トスカーナ州(イタリア中部) |
生産者 | ラ・カッペッラ |
■味わい:ミディアムボディ ■ぶどう品種:サンジョベーゼ100% ■格付け:トスカーナI.G.T. ■アルコール度数:14.5% |