商品説明
《地中海に浮かぶサルデーニャ島が育む個性的なワイン》
ファルネーゼでおなじみ、イタリアのファンティーニ・グループ。
南イタリアの州とトスカーナでワイン造りをしていますが、今回新たに個性派ワインが登場。
産地は地中海に浮かぶ美しい島、サルデーニャです。
まずはそのストーリーからお読みください。
《長年の思いが結実したプロジェクト》
ファンティーニ・グループの創設者の一人ヴァレンティーノ・ショッティは、社会人になりたての頃、車の販売会社の営業をしていた時にサルデーニャの担当となりました。
その時にこの土地の風土や文化、そしてワインに魅了されたと言います。
それ以来、長年にわたりサルデーニャでのプロジェクトに思いを馳せてきました。
サルデーニャはイタリアとはいっても離島であり、他の州との関係からは離れています。
文化的にもスペインの影響を色濃く受けているためか、サルデーニャの人々からするとイタリアの他の州は外国のようなもので、閉鎖的な考えを持っていることも多かったそうです。
そのため、最適な場所を探して人々と信頼関係を築くのには、非常に長い時間がかかりました。
ファンティーニ・グループは、南イタリアほぼ全州とトスカーナでワイン造りをしていますが、「パズルで例えるとまだ足りていないピースがサルデーニャでした」と語ります。
サルデーニャは自治州で、イタリアやスペインから遠く、独立した文化や言葉があります。
ワインについては土着品種があり、またも複数の品種をブレンドすることはめったになく、とてもユニークな特徴があり唯一無二だと感じたことも魅力のひとつです。
「アッツェイ」はサルデーニャ島の人々の典型的なファミリーネーム。
サルデーニャの名字は独特なものが多いことから、サルデーニャの特異性をプロジェクトとともに知らせるために名付けています。
また「アッツェイ」はサルデーニャの言葉で「トップ、上」という意味もあります。
ファンティーニ・グループは規模は大きいものの、各ワイナリーの仕事はブティックワイナリーのように細かく、品質へのこだわりを誇っています。
長い年月をかけて最良の畑を探し、この土地の葡萄を熟知している栽培農家と、重量(収穫量)単位ではなく畑面積単位で契約。これにより収量制限で品質を高めることが出来、また農家は安定収入を得ることが出来ます。
醸造はファンティーニ・グループのチーフ・ワインメーカーが統括責任者を務め、地元出身の経験豊かな醸造家2名がワイナリーに常駐。
《心地良いスパイシーなニュアンスを楽しもう》
カンノナウ。フランスだとグルナッシュ、スペインだとガルナッチャのこと。
温暖な場所で栽培され、果実味豊かな味わいになることが多い品種。
イタリアだとここサルデーニャが主産地と言うか、「サルディーニャと言えばカンノナウ」なんです。
明るい赤紫。
ベリーフルーツの凝縮した果実香に加え、バラのドライフラワーのような香りも。
ベルベットのような柔らかな布を思わせる、程良い重み、濃さの果実味が主体。
酸・タンニンも角なく、全体のバランスも良し。
特徴的なのは、アクセント的に感じられるスパイシーさやハーブ感。
フライドチキンなどに合わせると良く調和しそうです。
あぁこれ、「今夜ケンタッキーにしない?」ってなる味だわぁ・・
手摘み収穫。発酵・熟成:ステンレスタンク。
(文章:佐野 雅子)
商品スペック | |
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タイプ | 赤 |
ヴィンテージ | 2020 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | イタリア |
生産地 | サルデーニャ島 |
生産者 | アッツェイ |
■味わい:ミディアムーフルボディ ■ぶどう品種:カンノナウ ■格付け:D.O.C. ■アルコール度数:13.5% |