商品説明
【SALE 8300円 通常価格 8800円】
《南アフリカ産プレミアムワインのアイコン》
南アフリカNo.1ワイナリー選出、プラッター・エディターズ・アワード受賞の南アのトップ生産者。
ラベルの7つの椅子=The 7 chairsは南アフリカ産プレミアムワインのアイコンというほど有名なもの。
ワイナリーの名前の由来となった「ブーケンハーツ」とは現地の言葉アフリカーンス語で「自生するブナの木」。高級家具の材料です。
7つの椅子は18-19世紀に作られたスタイルのもの。
自然の恵みから美を創造した家具職人の技に敬意を表し、上質なワイン造りを重ね合わせています。
中身の素晴らしさはもちろん、強い印象を残す個性的で美しいルックスも魅力です。
こちらでご紹介するカベルネは、産地違いでステレンボッシュ産とフランシュック産の2種類。
いずれもカベルネ・ソーヴィニヨン主体にカベルネ・フランをブレンド。
比率は少し違いますが醸造過程はすべて一緒です。
テロワールの違いを比べる飲み比べも楽しいですね。
《2019年VTはプラッター最高評価の5つ星獲得》
ティム・アトキン2021・・95点(2019VT)
プラッター2022・・5つ星 97点(2019VT)
ヘルダーバーグの北西向きの斜面、ポカドライヒルズの南東側斜面。
これらの畑は風化した花崗岩にテーブルマウンテン砂岩と岩の多いコーヒークリップ土壌(現地で呼ばれている土壌名。
鉄分の多い花崗岩で赤ワインにミネラルとエレガンスを与える)が混ざっている。
この辺りはフォルス湾からの海風と花崗岩系の土壌で、ワインはミネラルと鉛筆の芯のような風味が表現される。
2019年ヴィンテージの特徴は、ブドウの長い成熟期間により、収穫が4月まで十分に延長されたこと。
2月末の夜間の気温が低く熱波が少なかったため、ハンギングタイムが長くなり、フレッシュさと酸を犠牲にすることなく、果実のフレーバーをさらに発展させることができた。
これらの条件は、最終的にワインにフレッシュさとパウダーのようなタンニン、しっかりした骨格を与えた。
2019年はこのアイテムにとって6年目のヴィンテージ。
毎年経験を積むことによって益々畑やテロワールを理解し品質は明らかに向上している。
2018年のヴィンテージから製造においては、収穫したブドウはフランシュック本社のセラーでチューリップ型のコンクリートタンクで発酵、出来上がったばかりの地下の樽貯蔵庫で熟成された。
結果として、ダークフルーツと鉛筆の芯の風味を伴いカベルネのスタイルに大きなインパクトを与え、より洗練されたワインに仕上がった。
ブドウは一旦冷却してから収穫した区画ごとに除梗、破砕。
チューリップ型のコンクリートタンクに入れて低温で浸漬し天然発酵。
発酵中は頻繁にパンプオーバーを行い、アロマ、色、タンニンを優しく抽出。
その後225L(新樽75%)のフレンチオークに移しマロラクティック発酵を経て22ヵ月熟成。
《クラシックで複雑 贅沢なエレガンスを堪能》
黒系果実、鉛筆の芯、炭、灰、シナモン、スパイス、コーヒー、カカオや樽の風味が繊細かつ複雑に香る。
心地良い酸、柔らかくなめらか、ジューシーでスムーズなタッチ。
ブルーベリーやカシスの風味に少しスモーキーで土の感じも出ている。
タイトでフォーカスされたボディ感とフレッシュな酸味、果実味はジューシーで深みもある。
カカオパウダーのような細やかでしっかりした渋み、クラシックなスタイルで複雑、全体のバランスが整っている。
しなやかで力強いボディを持った贅沢でエレガントなワイン。
余韻は長く、ハーブの風味にダークチョコレートやオークのニュアンス、タバコや鉛筆の芯の風味も伴い、凝縮したドライなフィニッシュ。
毎年着実に品質は上がっており、これぞブーケンハーツクルーフの7つの椅子(トップレンジ)という風格も感じられる。
オーナー兼醸造家のマーク・ケントがステレンボシュにこだわったことが理解できる。
南アフリカ、ステレンボシュを表現している素晴らしいカベルネの1本。
《南アNo.1ワイナリー&プラッター・エディターズ・アワード受賞》
ワイナリーの礎は1776年に設立。1993年に現在のブーケンハーツクルーフに。
2008年に、ロバート・パーカーのワイン・バイヤーズ・ガイド(アメリカ)とワインレポート(ヨーロッパ)の両方で、南アフリカNo.1ワイナリーに選出。
2020年にプラッター・エディターズ・アワード受賞。
これはワインの品質・充分な供給量・一貫性において南アフリカワインの評価を国際的に向上させた生産者に授与される賞であり、ワールドクラスの生産者であることがあらためて証明された。
ワイナリーは、フランシュック地区の山々に囲まれた谷にあり、25haのブドウ畑を所有(シラー中心)。
畑の斜面はほとんどが東を向いており日照時間が限られている為、ブドウの生育が非常に遅く長い期間を経て成熟される理想的な環境。現在はオーガニック栽培に移行中。
オーナー醸造家のマーク・ケント氏は、かつてレストランのボーイとして働く傍ら、DRCやペトリュスなど名だたるワインを試飲。ワインオタクでもあるレストランオーナーが惜しげもなく彼にワインを振舞う。
中でもギガルのトップ・キュベに衝撃を受けた彼は、南アでローヌスタイルのシラーを造るべくブーケンハーツクルーフを立ち上げる。
24歳でファーストヴィンテージの1996年をリリース。
マーク・ケント氏が造るワインは、力強さと果実味豊かなニューワールド的なニュアンスと、エレガントな旧世界的な両方のニュアンスを持ち合わせている。
(文章:佐野 雅子)
商品スペック | |
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タイプ | 赤 |
ヴィンテージ | 2019 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | 南アフリカ |
生産地 | ステレンボッシュ |
生産者 | ブーケンハーツクルーフ |
■味わい:フルボディ ■ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン100% ■格付け:----- ■アルコール度数:15.0% |