商品説明
《自然農法にこだわりを持つ生産者》
南アでも環境への関心がとても高い生産者として知られ、シュナン・ブラン・キングと呼ばれるラーツ。
そのラーツを率いるブルーワー・ラーツ氏のお兄さん=ジャスパー・ラーツ氏が醸造家を務めるのがこのロングリッジです。
ロングリッジもラーツ同様自然農法にこだわりを持ってオーガニック、ビオディナミでワイン造りをしています。
ロングリッジは日本デビューが2017年の年末。
輸入元によると、日本市場ではまだニューフェイスながら、百貨店、酒販店、レストランとまんべんなく評判が良く、ブランドに共通する優しい味わいで順調に人気を伸ばしているとのこと。
ステレンボシュ地区では最も冷涼なヘルダーバーグらしい酸とのバランスが取れた優しいタッチの素晴らしいメルロ。
《驚く程の滑らかさを体験してください》
このワインで一番にお伝えしたいのは驚く程の滑らかさ。
ストロベリーやラズベリー、プラムなどを連想する甘い香りに、カカオの苦味やウッディーな引き締まった香り。
香り通りの豊かな果実味、程良い苦味、酸。
その全てがまるでシルクのように優しくまとまっている。
冷涼なヘルダーバーグで栽培されたメルローですから、酸はしっかり感じられますが、とがった感じが全く無い!
とにかく滑らかで美しい。
今、書きながら思い出しただけでもうっとりしてしまう程。
早朝の涼しい時間に収穫。ステンレスタンクで天然発酵後、プレス。
その後フレンチオークに移して熟成26カ月。
無濾過で自然な醸造方法で製造しているので酒石などが発生する場合がありますが無害です。
《人も環境も健康に楽しめるワインを目指す》
ロングリッジは、ステレンボシュの南側、ヘルダーバーグ山脈の斜面に位置。
この地域は、他のステレンボシュ地区より2 3度気温が低く、年間降水量は800ml。
土壌は、花崗岩質の下に鉄分の多い粘土質があり、これによって保湿性があるが必要な年には灌漑できるようにしているという理想的な環境。
この恵まれた場所で、自然農法で多くの受賞ワインを生み出している。
ロングリッジが目指すのは、シンプル、ユニーク、テロワール主義、オーガニック農法で人も環境も健康であること、そして楽しめるワインでワールドクラスであること。
醸造責任者の一人、ジャスパー・ラーツは、「オーガニックやビオロジック農法は、より良いワインを作ることが出来るし、土を守ることが出来る。これまで170年を超える農園だが、このような自然農法によって、更に200年ここで農業をすることが出来る。」と、信じています。
オーガニック。ビオディナミ製法。
(文章:金巻 忍)
商品スペック | |
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タイプ | 赤 |
ヴィンテージ | 2020 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | 南アフリカ |
生産地 | ステレンボッシュ |
生産者 | ロングリッジ |
■味わい:ミディアムボディ ■ぶどう品種:メルロー ■格付け:----- ■アルコール度数:15% |