商品説明
カヴァの名門スマロッカが造る本格派のロゼ・カヴァをご紹介します!
前VTの2016年は、ギアペニン2020で91点、2021で92点、2022が93点と熟成とともに評価が上がっています。新しくリリースされたこの2017年VTもその成長が楽しみです。
ピノ・ノワール100%。瓶熟40-50ヶ月以上もの長期熟成。
ワイナリーの目の前に位置し、すぐそばを川が流れる5.5haの単一畑は自社畑で一番涼しい区画で、小石や化石を多く含む石灰質土壌の畑。
平均樹齢40年の厳選した葡萄で造られます。
ボウリングのピンのような透明ボトルから透ける朱色。
ラベルはなくシンプルなプリントのみ。
美しいデザイン性にまず目を惹かれますが、そのスタイリッシュな佇まいは味わいにも共通しています。
グラスに注ぎ、白い泡が収まったあとに現れる透明感のある美しい朱色。
目にも鮮やかで華やいだ気持ちにしてくれます。
香りはやや控えめな印象ながら、イチゴ、アセロラ、チェリーなど赤い実を連想する果実香。
アタックから、香りどおり赤い実の柔らかな果実感あり。
上品な果実味とともに、心地よいシュワシュワ泡の清涼感がごく軽いミネラル感も伴ってふんわり広がります。
ピノ・ノワール100%とあって、親しみやすいカジュアルな味わいと言うより、「味わいの要素がきれいに整った大人の味わい」と言った趣あり。
尖りのない酸味のバランスも良く、引き締まった絶妙な辛口。
ふんわり美しい甘酸っぱいような果実味が余韻に残ります。
これからでしたら、様々なお料理の入ったおせち料理に合わせるのにも丁度良い、上品な味わい。
春にはお花見弁当に、夏のアウトドアでのBBQにもウォッシュ効果で合いそうですし、華やかで楽しい1本になってくれるでしょう。
また、美しいルックスのインパクトがあるので、手土産やちょっとしたギフトにも大変お薦めですよ。
=====【輸入元資料より】
スペインの北東部、バルセロナに近いカヴァの生産地ペネデスは、魅力的で革新的な土地です。スマロッカ家は以前ピレネー山麓でブドウ栽培を行っていましたが、1983年にペネデスにやってきました。
当時は現セラー近辺の20haからスタートしましたが、その後、土地の貴族、ムニストラル公爵から400haもの畑を購入します。この畑は公爵が所有する中で最上の土地で、最大手のカヴァ・メーカーがスマロッカをはるかに上回る金額を提示したにも関わらず、また公爵は当時お金に困っていたのにも関わらず、生産者としての力量を認めてスマロッカへ売却したのです。
スマロッカ社のワインはこの最上の自社畑のブドウのみを使用して造られています。
スペイン全土で栽培されているような伝統的なブドウ以外にも、フランス・ブルゴーニュやアルザスそれにボルドーなどのブドウも積極的に栽培しています。現在は、El museo de las vinas「ブドウ品種の博物館」という世界の葡萄約400種を試験的に栽培している畑があり、日本の甲州種も植えられています。
スマロッカ社では、栽培醸造の過程では品種の個性をよりよく表現するために、収穫を夜行うなどの細心の注意を払い、様々なタイプのワインを生産しています。
ブドウは全て自社畑から。
ワイナリーは現在も最新の設備でセラーを拡張中です。
伝統は守りながらもそれだけにとらわれない実力派、注目の生産者です。
スマロッカ社のカバは長期熟成が特徴です。
通常のカバの熟成における法的規定は最低9ヶ月ですが、スマロッカのエントリークラスが10-12ヶ月、レセルヴァ・クラス(法定最低15ヶ月)では20ヶ月以上の長期熟成です。
また、フリーラン果汁を多く使用(トップキュヴェで80%、通常のカバでも60 70%使用)。打栓後は、味わいを落ち着かせる為に6ヶ月保管してから出荷しています。そのため、長期熟成由来のデニッシュのような風味に心地よい泡、ベースワインの果実味が相まって、ユニークで非常に美味しいカバとなるのです。=====
(文章:佐野 雅子)
商品スペック | |
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タイプ | ロゼ(泡) |
ヴィンテージ | 2017 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | スペイン |
生産地 | カタルーニャ州 ペネデス |
生産者 | スマロッカ |
■味わい:辛口 ■ぶどう品種:ピノ・ノワール100% ■格付け:DO カヴァ ■アルコール度数:12% |