商品説明
ロゼ泡のスマロッカ ヌリア・ピノ・ノワールと同じピノ・ノワールですが、こちらはブラン・ド・ノワール、すなわち赤用葡萄で作る白スパークリングです。
スペイン最大発行数の有名ガイド本「ギア・ペニン2022」※で94点の大変高い評価を獲得した2015年VTです。
黒いボトルにシルバーのキャップシール、シンプルで洗練されたルックス。
スマロッカで最も標高の高い400m、石灰質土壌、東/南東向きのわずか2.3haの単一畑「ロセンド」から、平均樹齢40年の葡萄を手摘み収穫。色が出ないよう気温の低い夜間に収穫し、すぐに10度で冷却。
36ケ月の長期瓶熟!
中程度の濃さのきれいなレモンイエロー。
グラスに注いだ直後、細かなムース状の泡に勢いあり。
強い勢いは早めに落ち着くものの、炭酸にきちんと持続性あり。
ラムネのような甘い清涼感に加え、洋梨やリンゴのような果実香や白い花を連想するような可憐でかわいらしい香り。
開栓直後の味は、レモンやグレープフルーツなど柑橘果実系の引き締まった酸がありスレンダーな印象。
時間の経過とともにまろやかさが加わってきて、ライチっぽいような軽い甘みも感じられるようになり味わいにふくらみが出てきます。
長期熟成によるエレガントさを含みつつも、生き生きとした躍動感もあり。
ミネラルのフレイヴァー感や、ピノ・ノワール由来の赤い実のニュアンスや長い余韻があり、フルーティーで飲みやすいデイリー泡とはまた違う表情を持っています。
カルパッチョ、刺身、お寿司など生食はもちろんのこと、アクアパッツァや寄せなべ、ちり鍋など魚介料理全般のお伴に◎!
ウォッシュ効果を活かして、フライや天ぷらにも!
幅広い料理に合わせられる味わいで、パーティー用に乾杯からお料理まで頼りになります。
=====【輸入元資料より】
スペインの北東部、バルセロナに近いカヴァの生産地ペネデスは、魅力的で革新的な土地です。スマロッカ家は以前ピレネー山麓でブドウ栽培を行っていましたが、1983年にペネデスにやってきました。
当時は現セラー近辺の20haからスタートしましたが、その後、土地の貴族、ムニストラル公爵から400haもの畑を購入します。この畑は公爵が所有する中で最上の土地で、最大手のカヴァ・メーカーがスマロッカをはるかに上回る金額を提示したにも関わらず、また公爵は当時お金に困っていたのにも関わらず、生産者としての力量を認めてスマロッカへ売却したのです。
スマロッカ社のワインはこの最上の自社畑のブドウのみを使用して造られています。
スペイン全土で栽培されているような伝統的なブドウ以外にも、フランス・ブルゴーニュやアルザスそれにボルドーなどのブドウも積極的に栽培しています。現在は、El museo de las vinas「ブドウ品種の博物館」という世界の葡萄約400種を試験的に栽培している畑があり、日本の甲州種も植えられています。
スマロッカ社では、栽培醸造の過程では品種の個性をよりよく表現するために、収穫を夜行うなどの細心の注意を払い、様々なタイプのワインを生産しています。
ブドウは全て自社畑から。
ワイナリーは現在も最新の設備でセラーを拡張中です。
伝統は守りながらもそれだけにとらわれない実力派、注目の生産者です。
スマロッカ社のカバは長期熟成が特徴です。
通常のカバの熟成における法的規定は最低9ヶ月ですが、スマロッカのエントリークラスが10-12ヶ月、レセルヴァ・クラス(法定最低15ヶ月)では20ヶ月以上の長期熟成です。
また、フリーラン果汁を多く使用(トップキュヴェで80%、通常のカバでも60 70%使用)。打栓後は、味わいを落ち着かせる為に6ヶ月保管してから出荷しています。そのため、長期熟成由来のデニッシュのような風味に心地よい泡、ベースワインの果実味が相まって、ユニークで非常に美味しいカバとなるのです。=====
(文章:佐野 雅子)
商品スペック | |
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タイプ | 白(泡) |
ヴィンテージ | 2015 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | スペイン |
生産地 | カタルーニャ州 ペネデス |
生産者 | スマロッカ |
■味わい:辛口 ■ぶどう品種:ピノ・ノワール100% ■格付け:D.O.カヴァ ■アルコール度数:12.5% |