商品説明
《「黒い赤」のジューシーさに驚く》
スペイン、アルマンサのワイナリー「アタラヤ」からの新アイテム「エル・ビヒア」。
標高700-1000mの高地畑でオーガニック栽培された葡萄から造られています。
赤銅色のフクロウとキャップシールもスタイリッシュで、ジャケ買いもあり!
カジュアルから高級品まで、アタラヤ全てのワインに共通するのがその濃密さ。
それは使用する土着葡萄品種「ガルナッチャ・ティントレラ」に秘密があります。
「ガルナッチャ・ティントレラ」は、スペインではここアルマンサでしか見られない珍しい品種。
一番の特徴は色の濃さで、これは皮だけでなく果肉も果汁も赤いためです。
ほとんど黒というほど濃くて、味わいも見た目どおりの濃さ。なのにとっても親しみやすい。
エル・ビヒアもこの法則どおり、わかりやすくジューシーな味わい。
《シニアソムリエまーちゃんのテイスティング》
とろりとした質感にさえ見えるほど濃い、全く透けない赤紫。
熟した甘いプラムやプルーン、ブラックチェリーやアセロラのような甘く愛らしい果実香。
ベルベットのような柔らかで温かな質感の口当たり。
熟した甘いジューシーさたっぷり、酸もタンニンもとてもまろやか。
複雑味はあまりありませんが、味の厚みがしっかりあり明るいキャラクター。
柔らかな甘みをリンクさせた照り焼き料理、すき焼きなどとの相性も良さそう。
ヴィーガン認証あり。大豆ミートの照り焼きハンバーグなんかも面白いのでは。
普段の家庭料理に幅広く気軽に合わせてみてください。
《ガルナッチャ・ティントレラを満喫できるワイナリー》
インポーターによるワイン情報
スペイン各地で、土着品種と古樹にこだわってワイナリーを設立・運営しているヒル・ファミリー。
ボデガス・アタラヤは、ヴァレンシアの南西90kmのアルマンサに2007年に設立されました。
「アタラヤ」はボデガのある場所の名前で「監視の塔」を意味し、冬はとても寒く、昼夜の寒暖差が激しいエリア。
樹齢よりも標高が高いことの方が大切で、涼しい気温により葡萄がゆっくり成熟するからです。
樹と樹が離れているため、斜面の向きに関係なく、日は満遍なく当たります。
葡萄樹の間隔を開け1本の樹が多くの水分を吸収出来るようにして、灌漑はしません。
栽培担当は、生まれも育ちもアルマンサで土地と畑を熟知するぺぺ・サエス。
醸造家はオーストラリア人のフランク・ゴンザレス。フランクはスペイン最高峰ワインの一つ「ボデガス・エル・ニド」で経験を積み、醸造が難しい品種の取り扱いが得意。天性の味覚が優れ、葡萄を食べて熟成具合を見極める能力に優れています。ヒル・ファミリーのボデガス・トリデンテの醸造家も兼任。
ガルナッチャ・ティントレラ(アリカンテ・ブーシェ)は、ガルナッチャとプティ・ブーシェの交配種で、スペインではアルマンサでしか見られない土着品種。
栽培も醸造も非常に難しく、良いワインにするのはさらに難しい品種です。
タンテュリエと呼ばれる、皮だけでなく果肉や果汁にも色がついている珍しい葡萄で、そのため完熟すればとてもきれいで強い色がワインに表れます。タンニンが多く、ストラクチャーがしっかりしています。
畑を買った当初は、メルロ、テンプラニーリョなども植えられていましたが、全てガルナッチャ・ティントレラを接木しました。
(文章:佐野 雅子)
商品スペック | |
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タイプ | 赤 |
ヴィンテージ | 2022 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | スペイン |
生産地 | アルマンサ |
生産者 | ボデガス・アタラヤ |
■味わい:フルボディ ■ぶどう品種:ガルナッチャ・ティントレラ ■格付け:D.O. ■アルコール度数:14.5% |