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《サクラアワード2025最高賞「ダイヤモンド・トロフィー」》

サクラアワード2025最高賞「ダイヤモンド・トロフィー」獲得！
「プリモ・フィオーレ」でお馴染みの生産者テッレ・チェヴィコがやりました！
3962本のエントリー中、「ダイヤモンド・トロフィー」はわずか64本。わずか上位1.6%の栄誉です！

こちらの「アウスト」もスーパー・コスパの「プリモ・フィオーレ」に負けず劣らず。
たっぷりの果実味が濃厚で飲み応えしっかりの味わいです。
ぜひ「ダイヤモンド・トロフィー」の美味しさをいち早くお楽しみください。

《シニアソムリエまーちゃんのテイスティング》

やや濃いめの赤紫。
ブルーベリージャムのような甘い果実香に加えて、キャラメルやヴァニラのようなお菓子的な甘い香りも。
アタックから丸みを帯びたボリューム感ある凝縮した果実味。
完熟果実の濃厚な味わい。
水分を飛ばして少し煮詰めたバルサミコのようなニュアンスを感じます。
柔らかな甘み、まろやかなタンニン、やや低めの酸。
樽は一切使っていないのに、新樽っぽさがあります。

フルボディながら大変飲みやすく親しみやすい、しなやかな味わい。
果実の甘みをしっかり感じられ（甘口ではないです）、タンニンや酸も柔らかいため、赤ワイン初心者の方でもきっと楽しんでいただけると思います。（実は、ライトボディでも酸が鋭いタイプは初心者さんにはちょっと飲みにくく感じやすいのです）

このワイン「ダイヤモンド・トロフィー」の他にも「すき焼きに合うワイン部門　グランプリ」も獲得。
我が家でも早速試したところ、マリアージュ最高！！！
卵をからめて食べる甘いすき焼きのお肉に、このワインの甘みやまろやかさが最高にマッチ！
卵なしでももちろんすごく合います！

すき焼きはとき卵の存在感があるため、タンニンが硬めの赤だとチグハグしてしまい案外難しいのです。
（ワインに合わせるために卵なしのすき焼きっていうのもなんだか違いますしね）
こちらは比較的柔らかめで丸めの品種メルローを、さらに柔らかく丸い味わいに醸造したのでしょう。
ぜひ皆様のお宅でもこのマリアージュは必ずやお試しいただきたいと思います！
さらに「韓国料理に合うワイン賞」も受賞していますので、プルコギなどにも合わせてみては？

醗酵：ステンレスタンク(オークスティーブ使用)
熟成：セメントタンク6ヶ月

《イタリア屈指の生産者協同組合》

ロマーニャの地で1963年に協同組合として設立されたテッレ・チェヴィコ社。
70年代を通してバルクワインの販売を行ってきました。
会社の成長に伴い、2000年以降料飲店でのボトルワイン販売も開始。
徐々にその販路を拡大してきました。
現在では、エミリア・ロマーニャのみならずヴェネト、トスカーナやウンブリア地方にまで生産規模を広げています。
60以上の国にワインを販売し、イタリア屈指の協同組合に成長しています。

《持続可能な将来を見据えたワイン造り》

テッレ・チェヴィコでは、国際連合が掲げるSDGsに沿った企業目標を設定しています。
例えば、ワイナリーで使用している水の量や水質の管理、発生する排水のリサイクルや浄化を実施しています。
さらに、排紙の削減に取り組む企業C4G (Cycle4green)のパートナー企業として、使用する紙の削減やリサイクル、それに伴う二酸化炭素排出の削減にも取り組んでいます。
また、倉庫の屋根にソーラーパネルを設置するなど、あらゆる面で、持続可能な環境整備に注力しています。
加えて、2020・2021年には新型コロナ対策にも尽力し、コロナ病棟への20000ユーロの寄付、1000個の医療キットの寄贈、そして感染拡大初期の北京へのマスク15000枚の寄付なども実施しました。

イタリア屈指の生産規模を誇るテッレ・チェヴィコでは、経済的、社会的、環境的配慮の上に立ったうえで、持続可能な将来を見据えたワイン造りを行っています。

(文章：佐野 雅子)