商品説明
ラベル変更のため写真のものと違うデザインのものでお届けする可能性がございます。ご了承ください。(写真準備中)
《品種やVTに関わらず全てのレベルが高い生産者》
当店取り扱いの南アワインはどれも大変コスパが高くお薦めですが、中でもこのポール・クルーバーのワイン、品種やヴィンテージに関わらず全てのレベルの高さに驚かされるとともに、もっともっと日本の皆様に知って頂きたいと思っています!
この価格でご提供出来る事に驚きを感じながらご紹介している生産者のひとつ。
《高評価を獲得し続けるシャルドネ》
畑の標高は280 350m。
土壌は、ボックヴェルドシェール(頁岩)で下には粘土の層。
斜面は東向き、南東向き、南南西向きの斜面。
収穫後、100%フレンチオーク(新樽33%、残りは2-4年目の樽使用)内で天然発酵。
38%はマロラクティック発酵。
他はフレッシュさと酸をキープするためMLFはしない。
澱が入ったまま9か月熟成。
安定した高評価で、この2020年VTはティム・アトキン93点獲得。
過去VTの評価は以下のとおり↓
2018VT:ティム・アトキン2019で93点 プラッター4.5星
2017VT:ティム・アトキン2019で92点 デカンター2018で94点/シルバー
2016VT:ティム・アトキン2019で93点 デカンター2018で95点/ゴールド
《魚介にも白身の肉料理にも合わせられる逸品》
中程度の濃さ、輝きのある黄色。
トーストやナッツのような香ばしい感じと、柑橘類のような爽やかな果実香。
爽やかな酸味と果実味のジューシーさがきれいに混じり合った、なめらかな味わい。
お寿司やカルパッチョなど魚介類との相性はもちろんのこと、鶏、豚肉料理にもエレガントさをプラスするように合わせられます。
心地よい軽い香ばしさを生かして、レモンバターソースなどもお試し下さいね。
《ワイン造りへのこだわりを社会貢献とともに》
ワイナリーは、南アフリカ・ケープタウン周辺では平均気温が最も低いエルジン地区にあります。
ここはブルゴーニュ地方とほぼ同気候で、ブドウがゆっくり成長し良質のブドウが採れる地域です。
ワイン用のブドウ栽培地区としては新しく開発された土地ながら、最近益々注目され、「エルジン地区」=「ブランド」というくらい有名になりました。
そしてその立役者となったのが、このポール・クルーバー・ワイナリーです。
家族経営でワインを造っているオーナーのポール・クルーバー氏はドイツ系の白人で、「徹底した質にこだわるワイン造り」をコンセプトに、工程は丁寧な手作業で行われています。
ワインメーカーのアンドリースは、ブドウ畑の特徴を活かしながら、フルーティで上品な、バランスの取れたワイン造りを心がけています。
熟成用の樽は、フランスの5社から取り寄せ、それぞれの特徴を活かして組み合わせることにより、ワインに複雑味も表現しています。
また、ポール・クルーバー氏は、所有する果樹園やワイナリーの黒人労働者、その地域の住民達に向けタンディ・プロジェクト(「タンディ」とは、アフリカ系コーサ人の言葉で「愛」の意味)を提案しました。
オリジナルブランド「タンディ」の生産を通じ、アパルトヘイト後の南アの黒人の生活環境、労働環境を改善することを目指したこのプロジェクトは成功を収め、2004年にはロンドン国際ワイン大会でシャルドネが金賞。
また、フェアトレード・ワインとして成功したことが評価され、「マンデラ賞」も受賞しました。
ポール・クルーバー氏のワイン造りへのこだわりと、周辺地域への社会貢献は南アフリカ国内でも高く評価されており、350年という長い南アフリカワインの歴史に新しいページを刻んでいます。
「南アフリカワインの改革者」的な社会的役割も果たしているワイナリーです。
(文章:佐野 雅子)
商品スペック | |
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タイプ | 白 |
ヴィンテージ | 2020 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | 南アフリカ |
生産地 | エルギン(ケープ・サウス・コースト) |
生産者 | ポール・クルーヴァー |
■味わい:やや辛口 ■ぶどう品種:シャルドネ ■格付け:----- ■アルコール度数:12.5% |