商品説明
様々な国のワインを楽しめる日本って、ワインラヴァーには楽しい国だと思います。
こちらでご紹介するオーストリア・ワインも、フランスやイタリアなどヨーロッパのほかの生産国よりは少々マイナーではありますが、良いワインが色々輸入されています。
オーストリアのワイン産地は大体ブルゴーニュぐらいの緯度ですが、夏の日中はより暑く、夜はより冷涼。なので、ボディはあるのに爽やかさも兼ね備えたワインが見つかります。
この生産者、グリューバーのワインもとてもいいんです!
土地の個性があり、かつ美味しい。
いつもの飲みなれたワインも安心ですが、こちらもチャレンジに値しますよ!
このワインの原料ぶどうリースリングの栽培面積がたった1haという希少品です。
オーストリアワインの中心産地と言えるニーダーエステルライヒから、充実の果実味とミネラル感が美しく調和したレベルの高い白。
無色に近い薄い黄色。
香りはそれほど強くはないものの、すぐにリースリングとわかる甘く爽やかなりんごのような果実香がふわりと漂います。
香りどおりの柔らかいりんご、糖度の高いオレンジのような果実味に加え、和三盆を思わせるような上品な独特のフレイバーがあります。
果実味と酸味のバランスが取れていて味わいの輪郭がはっきりあるため、美味しさもアタックから解りやすいです。
また心地よいボディがあり旨味、ミネラル感が特徴的。
個性と美味しさが両立しているので、いつもと違った1本をお探しの方にもお薦めですよ!
=====【輸入元資料より】
グリューバーは、ニーダーエスタライヒ州のワイン産地で国際的認知も高いヴァインフィアテル地区におけるパイオニア的存在で、ローシッツで1814年より農業を営み、1950年代に本格的にブドウ栽培とワイン醸造をスタートさせた家族経営のワイナリーです。
2001年よりグリューバー家の長男エワルドJr.がワイン醸造責任者として引き継いだ後、妹マリアと弟クリスチャンが参画。現在は3人が協力し、自然環境に優しい、フルーティーでエレガントなワイン造りを実践しています。
ワイナリーが位置するローシッツは、ヴァインフィアテル地区の中でも個性的で優良な土壌を持っており、レス土壌やローム、花崗岩や黒土土壌で形成されています。
昼夜の温度差も大きく、年中吹く北風があり冷涼な気候です。
グリューバーが所有する畑は、250-320mの標高に80ha、主にローシッツ周辺の150区画で構成され、それぞれ丁寧に管理されています。(一部の畑は、他の栽培農家と共同で管理)2013年よりオーガニックへ転換(認証なし)しています。
当初ワインは、3haの畑から自家消費用(と地元消費用)として造っていましたが、1950年代に本格的にワイン生産を始め、現オーナー、エワルドJr.の父(エワルド)が近代的かつ最新設備を備えたセラーを新設。
エワルドJr.は、ワイン醸造の修士も取り、オーストラリア・ニュージーランドのワイナリーで多くの経験を積んだ後、2001年から当ワイナリーの醸造責任者をしています。
妹のマリアは、マーケティングやコマーシャル担当として、弟のクリスチャンは、栽培家として常に量より質をモットーに高品質のブドウ栽培に情熱を注いでいます。
そして情熱家の父エワルドも、2012年に引退はしていますが、現在もクリスチャンとともにブドウ畑の管理をしています。=====
(文章:佐野 雅子)
商品スペック | |
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タイプ | 白 |
ヴィンテージ | 2019 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | オーストリア |
生産地 | ニーダーエステルライヒ州 |
生産者 | グリューバー |
■味わい:辛口 ■ぶどう品種:リースリング ■格付け:クヴァリテーツヴァイン ■アルコール度数:12.5% |