商品説明
ドイツと言えば、リースリングが代表的なぶどう品種。
それぞれの産地の個性が芸術的と呼べる美味しさです。
ただ残念なのは、評価の上昇につれお値段もかなり上昇していること。
良いものでもあまりに高くなってしまって取り扱いをやめたものも・・。
そんな状況の中、輸入元が素晴らしい生産者を見つけてきてくれました!
ラインガウの新鋭「クラス」です。
新鋭とは言っても、後述のとおり輝かしい経験・経歴を誇る生産者。
高級産地にして、お値段お手頃・高品質。
これはご紹介しないわけにはいきません!
近年辛口も多いドイツではありますが、やっぱりこんな綺麗な甘口リースリングは真骨頂!
「甘口は飲まない」と言う方にこそ、是非、是非、飲んで頂きたい!
本当にジューシーで、あっという間に1本空いてしまう危険な美味しさです。
(アルコール度数低めで、飲み疲れなし)
美味しい辛口とはまた違う種類の至福!
薄い色合いの黄色。
蜜入りりんごや蜂蜜レモンを思わせる爽やかで甘い果実香。
アタックにほんの少しシュワっとした感じあり。
香り同様の果実味に加え、糖度の高い桃のような魅惑のジューシーさ。
また、甘みの強いグレープフルーツジュースのような感じも。
綺麗な酸味はシャープすぎることなく、強い果実味を柔らかな輪郭でまとめています。
爽やかさと芳醇さのバランスが抜群な美しい甘口リースリングです。
心地よい爽やかな甘さはシンプルな塩味を引きててくれます。
塩焼き鳥や塩唐揚げ、生ハムなどに良い相性です。
ポテトチップスやクセのないチーズなどの軽食とも、またワインだけでも楽しめます。
フレッシュ&フルーティー、間違いない美味しさです!
残留糖度:74.3g/l 酸度:9.7g/l
=====【輸入元資料より】
1630年からヴィンケル、ハッテンハイム、そして1850年に現在のエアバッハで畑を所有し、現オーナーでありケラーマイスターを務めるマティアス・クラスの曽祖父の時代にワイン造りをスタート。
2014年に父のヴォルフガングからマティアスがワイングートを引き継ぎました。
ヴォルフガングの時代は一部のワインだけを元詰めしていましたが、マティアスがオーナーになると醸造設備を近隣の広い場所に移転し、少しずつ畑を買い足し、現在8haを所有しています。
マティアスはワイングートを引き継ぐ前は、バート(ハッテンハイム)、シュロス・ラインハルツハウゼン、シュロス・フォルラーツでケラーマイスターを務めていました。
バートではスパークリングワイン造りの基礎を、シュロス・ラインハルツハウゼンやシュロス・フォルラーツではリースリングのワイン造りの基盤を学び、これらワイナリーでの経験が現在のワイン造りに生かされています。
草(カヴァークロップ)を生やし、樹と樹の競争をさせ、実が大きくなりすぎないようにコントロール。
また、グリーンハーベストを行い収量制限。
クラスでは1本の枝についた房の約半分を落とします。
さらに、残した葡萄の房の先端をカットすることで、密粒だった部分に隙間ができ通気性が良くなります。
これにより病害を防ぎ、健全な葡萄が得られます。
この作業はコストがかかるため実際に行っている生産者は少ないですが、質の良い葡萄を得るためにこれを採用しています。
畑での作業だけでなく、品種やワインの等級ごとで、発酵に使用する酵母、発酵させるタンクや樽、熟成の仕方など最適な醸造方法を見極め、最良のワインを造り上げることが彼の哲学です。
「一種類に特化した生産者もいますが、大切なことは、その時々、シチュエーションにあった最良のものを造ること。」とマティアスは語ります。=====
(文章:佐野 雅子)
商品スペック | |
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タイプ | 白 |
ヴィンテージ | 2021 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | ドイツ |
生産地 | ラインガウ |
生産者 | クラス |
■味わい:甘口 ■ぶどう品種:リースリング ■格付け:Qmpカビネット ■アルコール度数:7.5% |