商品説明
《いいもの感あり!口当たりの良さは特筆モノ!》
シラーとシラーズって品種的には同じもの。
でも、ローヌのシラーとオージー・シラーズは別物と思うほうが良いかも・・。
店主まーちゃんはどちらかと言うと、より甘濃く大柄なオージー・シラーズが好み。
なのでローヌ、それもお値段ちょいお高めの北部シラーはご紹介する機会が少なく・・。
が、今回見つけました!
とても美味しくて、皆様にご紹介したくなるシラーを!
しっかり凝縮感も骨格もあり、かつしなやか。大柄だけど、強すぎない。
ガツンじゃなくて、ボワンッって感じ・・ってわかりますかねぇ?
シラー好きにもシラーズ好きにも是非お試し頂きたい逸品なのです。
ラズベリーやブラックチェリーを思わせる果実香。
凝縮したその果実感に、紅茶葉のような上品なフレイバー感、浅い焙煎のコーヒー感も。
酸、タンニンも適量で尖りなく滑らか、しなやか。
心地良い温かみを感じる口当たりの良さは特筆モノです。
樽感は出過ぎずナチュラルで好感が持てます。
赤身のステーキやローストビーフに合わせて、ちょっと贅沢ディナーなんて時にお薦めですよ。
畑:南南東向きの急斜面、花崗岩質土壌。平均樹齢は20年から40年。
収穫:手摘み(葡萄がつぶれないよう20kgの小さいケースに入れる)
低温にした部屋に葡萄を一晩置き、100%除梗。
発酵:コンクリートまたはステンレスタンク(容量50hlから70hl)で30度を超えないよう温度コントロールし、15日から21日間。タンニンが強くなりすぎないよう、ゆっくりと優しく抽出。
228L、400L、600Lのサイズの異なる樽(新樽比率15%)に移し、12ヶ月熟成。
2020年VTは、ル・ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス 2023で91点獲得
《シラーの伝統産地で花開く、兄弟二人の実力派ドメーヌ》
AOCサン・ジョゼフの南に位置するシャトーブールを拠点とし、エリックとジョエルの兄弟によって運営される、小さな家族経営のドメーヌです。現在、サン・ジョゼフ、コルナス、サン・ペレイの3つのA.O.C.のワインを造っています。
1947年に混合農業からスタート。現オーナーのエリックは1987年から父と一緒にワイン造りに携わるようになり、その後、エリックが父からドメーヌを引き継ぐと同時に弟のジョエルもワイン造りに参加。現在まで兄弟二人でドメーヌを運営しています。
彼らの時代になってから、混合農業から次第にワイン造り中心にシフト。
現在では国際的にも高い評価を得るまでに成長しました。
《厳しい畑仕事が生む個性と特徴ある葡萄》
現在22haの畑を所有し、シラー、ルーサンヌ、マルサンヌ、ヴィオニエを栽培。
大部分の葡萄の樹齢は20年から50年。
畑は全て日当たりの良い急斜面に広がり、機械を入れることが出来ないため、人や馬の力で土を耕し、葡萄の手入れから収穫に至るまでほとんどが大変な労力が伴う手作業。
厳しい畑仕事こそが、土地の個性、特徴が表現された葡萄を生むと考えています。
《自然環境を尊重したワイン造り》
2019年よりフランス農水省の認証HVE(Haute Valeur Environnementale)を取得。
畑やワイン造りだけでなく、栽培、醸造に関わるすべての工程、周辺の環境保全に配慮した指標(生物多様性の尊重、土地の肥沃化、水の再利用)の基準が定められている認証です。
(文章:佐野 雅子)
商品スペック | |
---|---|
タイプ | 赤 |
ヴィンテージ | 2020 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | フランス |
生産地 | ローヌ 北部 |
生産者 | エリック・エ・ジョエル デュラン |
■味わい:フルボディ ■ぶどう品種:シラー ■格付け:A.O.C.サン・ジョセフ ■アルコール度数:14.5% |