商品説明
【SALE→12/1まで3400円 通常価格3980円】
《「食事と一緒ではなくワイン単体で飲んで欲しい」》
「このワインは、食事と一緒ではなくワイン単体で飲んで欲しい。」との生産者からメッセージ。
「食事と一緒に」という生産者は多いですが、「ワインだけで飲んで」という生産者はあまり多くはありません。
それだけ自信作だということでしょう。
確かに、この濃厚フルボディかつ繊細な味わいは、じっくりゆったりと向き合いたい味わいです。
ステンレスタンク発酵、フレンチバリック(新樽なし)で約24ヶ月熟成
《赤ワイン上級者のリラックスタイムにお薦め》
濃い赤。
香りからすでに濃厚なフルボディを証明するかの印象。
煮詰めたベリーフルーツの甘く濃厚な果実香。
ヴァニラや微かなインク香。甘苦い香り。
味わいも香りからの印象どおりでアタックからずっしり。
ベルベットのような柔らかさ、温かさや重みをまとった赤です。
凝縮した甘い果実味、しっかり目が詰まったタンニンがっしりな飲み応え。
バランスの良い穏やかな酸で、噛めるようなフルボディ。
フルボディの赤ワインを飲み慣れた上級者にお薦めします。
リラックスタイムのお伴に是非どうぞ。
《土地や故郷に対する思いをワインで表現》
13世紀から葡萄を栽培しバルクでワインを販売していた長い歴史を持つワイナリーですが、19世紀後半のフィロキセラにより、ヘーゼルナッツへ転作。
1995年に、アルベルト&ジョゼップ・アルデボル兄弟と、友人のロセル・ガルゼランが、自分達の土地や故郷に対する思いを家族経営の小さなボデガで造るワインで具体化しようと決心し、葡萄栽培を再開しました。
ワイナリーはバルセロナの東約140kmの人口僅か450人程の小さな村、ポレラにあります。
プリオラートの土壌はもともと岩から生じたもので、リコレリャと呼ばれる粘板岩が多く含まれ、黒っぽい灰色や茶色をしています。葡萄の根は、この粘板岩の間を縫うように深く伸びていき、ミネラル分が豊富に得られます。
所有する畑は1920年に植林されましたが、その後も新しい樹を植えるのではなく、古樹に接木して葡萄を増やしています。
畑は16ha。オーガニック栽培(認証なし。肥料は羊の糞。ホルモンカプセルで防虫)
収穫時期は、分析値に頼るのではなく自分で葡萄を食べて決めています。
果肉ではなく、皮や種が熟すことが大事だと考えているからです。
葡萄を運ぶ温度も大切で、20度を超えないようにしています。
小さくいくつにも分かれた畑の個性を活かすため、品種毎、区画毎に小さなタンクで25 28度で醸造。マセラシオンは長く行い、葡萄が良い場合は1ヶ月になることもあります。
フランス、アリエ産オークで品種別に熟成。1年後状態を見てブレンド。
樽が強い傾向にある他のスペインワインとは違い、ワイン自体が個性を主張することが大切だと考えています。
他に7つのワイナリーを担当する女性ワインコンサルタントのロジェ・アモロスがアドバイスしています。彼女はデリケートで繊細なスタイルを好み、ジョゼップはプリオラートの典型的な強いタイプのワインを求めるので、ふたりのコラボでちょうどバランスの良いワインが出来る結果となっています。
(文章:佐野 雅子)
商品スペック | |
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タイプ | 赤 |
ヴィンテージ | 2018 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | スペイン |
生産地 | プリオラート |
生産者 | セラー・アルデボル |
■味わい:フルボディ ■ぶどう品種:ガルナッチャ カベルネ・ソーヴィニヨン その他 ■格付け:D.O.Ca.プリオラート ■アルコール度数:15% |