商品説明
毎日の晩酌ワインとしてすっかり人気が定着した「イル・プーモ」。
生産者のサン・マルツァーノは、チンクアンタやセッサンタ・アンニなどのがっしりフルボディも評価が高いのですが、イル・プーモの価値はそのフレンドリーな味わいです。
ソーヴィニヨン・マルヴァジーア(白)、プリミティーヴォ(赤)に続いて、このネグロアマーロ(赤)が仲間入り!
プリミティーヴォと並び、ネグロアマーロは、プーリア州を代表する品種です。
イタリアのかかと部分に位置する温暖な地中海性気候のプーリア州。
行ったことがなくても、このワインから心地良い土地の雰囲気が感じられるようです!
中程度の濃さ、ふちがピンクがかった赤紫。
ベリー香に加え、りんごジャムやイチジクのような少し個性のある果実香。
麦わらを思わせるような少し香ばしいニュアンスも。
味わいはこれまたプリミティーヴォに負けず劣らずとてもジューシー!
南イタリアの陽光を感じるような温かみのある柔らかな口あたり。
飲みすぎ注意な飲みやすさです。
ブルーベリーやラズベリー、イチジクなど、ふんわり甘みのある様々な果実味。
間違いなく南の穏やかな味わいではありますが、重さはなくフレンドリー。
丸みのある程よい酸のバランスも良く、とても飲みやすくひっかかりがありません。
冷ために冷やしてもざらつかず美味しく飲めますし、適温(14-16度)では価格以上の充実の味わいを感じていただけるでしょう。
飲み手も料理も幅広くカバーしてくれるおおらかな1本。
普段の家庭料理に合わせやすいので、買い置きワインにお薦めです!
=====【輸入元資料より】
東にアドリア海、南西にイオニア海の2つの地中海を臨む、イタリアのかかと部分にあたるサレント半島に位置するワイナリー。
1962年に創業した協同組合で、現在は1200以上の栽培農家を抱えています。
熟練の栽培家らの手によって造られる、太陽・大地の恵みをたっぷりと吸収したプーリアならではの土着品種で、高品質なワイン造りに取り組んでいます。
革新的な醸造技術によってブドウとテロワールの魅力を余すことなく表現した彼らのワインは、現在世界中で人気を高めています。
土壌は粘土質、石灰質に赤土土壌、その下には、 石灰質の石の層が連なります。
夏は暑いが、夜は気温が下がるため昼夜の気温差があります。
降水量は少なく、海風の恩恵を受けます。
これらの条件が全て揃った時、タンニンが繊細、エレガントでありながら、ストラクチャー豊かなワイン、かつ熟成に耐えうる偉大なワインの生産が可能となります。
醸造家のマリオ・エルコリーノ氏はアヴェッリーノで醸造学を学んだ土着品種の専門家で、フリウリ、アブルッツォ、ピエモンテ、トスカーナ、ラツィオ、カラブリア、シチリアなどイタリア各地で経験を積みました。
ギリシア、ルーマニア、フランスなどでも活躍し、90年代にプーリアへ移住。サン・マルツァーノでの経験は2002年から。
もう一人の醸造家ダヴィデ・ラグーザ氏はフィレンツェで農業学と醸造学を修めました。
以前からサン・マルツァーノの収穫を分析し、NZなどの海外での経験を経て、2013年よりワイナリーに正式入社。=====
(文章:佐野 雅子)
商品スペック | |
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タイプ | 赤 |
ヴィンテージ | 2022 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | イタリア |
生産地 | プーリア州(イタリア南部) |
生産者 | カンティーネ・サン・マルツァーノ |
■味わい:ミディアム フルボディ ■ぶどう品種:ネグロアマーロ100% ■格付け:サレントIGP ■アルコール度数:13.5% |