■味わい:ミディアムボディ ■アルコール度数:14% ■格付け:AOCコート・デュ・ローヌ
■ぶどう品種:シラー100%
商品説明
どっしりモーレツなヴィラージュ・シニャルグに対し、こちらは愛らしく親しみやすい1本!
中程度の濃さのきれいな色合い。ピンクがかったルビーレッド。
イチゴジャムを思わせるような甘さのある果実香主体。
アタックから柔らか。香りどおりの甘みを感じ、ジューシーなタイプ。
飲み始めは「ちょっと甘くてボディのあるボージョレ」みたいに感じました。
酸もタンニンも柔らかく、健全な果実感が好印象なミディアムボディ。
ガツンというインパクトタイプではないかわりに、旨味甘味と渋味酸味がバランス良く、グラスがどんどん進んでしまいます。
基本的にはフルボディのがっしりワインが好きな店主まーちゃんですが、これはかなーり気に入りました!
楽しい気持ちにしてくれるようなワインなのです。
実は我が家はこの日、ホットプレート焼きそばでした。
これがまた意外なほどのマリアージュで(笑)ぐいぐい飲んでしまいました。
焼きそばソースって果物も色々入っているので、このワインのジューシーさが合ったのでしょう。
もちろん、ハンバーグやBBQ、鉄板焼きなどはバッチリでしょう。
飲みやすい、飲み飽きないタイプなので、普段の晩酌にも満足間違いなし。
豚肉、鶏肉の照り焼きや生姜焼きなど、和の味付けにもしっくりきます。
飲みやすくストライクゾーンも広いと思うので、1本買い置き頂いて間違いないです。
(渋〜い赤ワインじゃないと絶対ダメって方にはもしかしたらちょっと甘めかも?)
樹齢は20〜50年。
ヴァリギエール村とエステザルグ村の個性の違うシラーをブレンド(割合はヴィンテージによって変わる)、タンクで6ヶ月熟成。
=====【輸入元資料より】
ドメーヌ・ダンデゾンは1973年設立。
独立生産者として、また1965年設立の小規模組合「エステザルク葡萄栽培者組合」のメンバーとして活躍しています。
この組合の現在10名の生産者は、各自の畑は自分で管理し最も良い葡萄を各自のドメーヌ名で出荷し、次のランクを組合名で瓶詰め、残りはネゴシアンに売ります。
全員テラ・ヴィティス(環境に配慮した減農薬農法)を実践して葡萄栽培は各自が管理し、設備は共有して負担を分担することでコスパに優れたワインを出荷しています。
エステザルク組合の中でも花形生産者と言えるのが、このドメーヌ・ダンデゾンです。
35haの畑は海抜200mに位置し、ワインは50%のみドメーヌ名でリリースし、残りは組合のワインにブレンドするか、ネゴシアンに売っています。
基本は除草剤を使わず、銅や硫黄を使用し、病気に罹った際のみ農薬を使うこともあります。
ヴァリギエール村と、エステザルグ村にも畑があります。
ふたつの村は約5kmしか離れていませんが気候が異なり、ヴァリギエール村の方が2週間程遅く摘み取ります。
タイプは、エステザルグがパワフル、ヴァリギエールはフルーティで果実味が特徴です。
ラベルに牛が使われているのは、元醸造責任者のニックが牛が好きだったことと、ラベルを見て「雄牛=フルボディ」というたくましいイメージを連想させるためだそうです。=====
(文章:佐野 雅子)
ダンデゾン コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ シニャルグ(赤)
2100円(税抜)
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