■味わい:ミディアムボディ ■アルコール度数: ■格付け:QbA
■ぶどう品種:シュペートブルグンダー
商品説明
クリーンで鮮やかな白が好評のカール・ファフマン。
ゴーミヨ2015で3つ房、2013年と2014年のラインラント・プファルツ州品評会で特別栄誉賞。
ファインシュメッカーで2014年ドイツNo.1生産者に選出。
と注目すべき造り手です!
今回は、そんなカール・ファフマンの赤ワインをご紹介。
シュペート・ブルグンダーは、ピノ・ノワールのドイツでの呼び名。
かつてドイツは白ワイン王国でしたが、現在は世界第3位のピノ・ノワールの生産国。
中でもファルツ南部は熱を蓄える石灰岩質土壌で、ピノ・ノワール向き。
こちらもこの生産者の白同様いい意味でドイツワインらしくなく、他国のピノ・ノワールに違和感なく並ぶ味わい。
むしろ、ヨーロッパのピノよりもニューワールドのピノのほうが近い印象。
少し茶色みがかった赤。
甘いアメリカンチェリーやイチゴを思わせる香り、味わい。
柔らかな果実味が豊かで、タンニンも丸く穏やか。
果実味の甘みをほんのり感じ、まろやかでするりと喉を通ります。
ジューシーで親しみやすく、白ワイン並みに強く冷やしても美味しい!
ピノ・ノワールの中でも、春夏に特にお薦めしたいタイプ!
赤も強めに冷やしたいBBQにも大推薦です!
畑:北東向き、標高160〜180m。平均樹齢:25年。
土壌:石灰岩を含む砂質ローム。
発酵:人工酵母を使用し、ステンレスタンクで26度にコントロールしながら1〜2週間。
=====【輸入元資料より】
1955年、カール・ファフマンがファルツのヴァルハイム村に設立。
現在は2代目でオーナーのヘルムートと3代目のマルクスが運営。
マルクスはケラーマイスターで、ワイン造りはカリフォルニア、ブルゴーニュ、ドイツ各地で修業しました。
ゴーミヨ・ドイツワインガイド2017で3つ房評価を獲得。
2013年と2014年のラインラント・プファルツ州品評会で、出品したすべてのワインの総合平均の高い生産者に与えられる「スターツエーレンプライズ(特別栄誉賞)」を受賞。
「ファインシュメッカー」で2014ドイツNo.1生産者のひとつに選出。
従業員20人。自社畑83ha。
全体の20〜25%が赤ワイン。
品種の内訳はリースリング30% グラウブルグンダー25% ヴァイスブルグンダー10% シャルドネ5% シュペートブルグンダー10% その他20%。
早めに剪定作業を行い、切り落とした枝を有機肥料として使用。
地中の水分を調節するため、樹と樹の間に特別な草を生やしています。
ほとんどのワインは自社畑の葡萄を使用しますが、一部を他の栽培農家から葡萄を購入しています。
買い取り葡萄は畑の面積で契約し、収穫はファフマンが行います。
このような契約の形態を取っているのは、色々な品種を栽培できるなどフレキシブルにワインを造れるからです。
考え方や価値観を理解し共有できる人にしか頼んでいないので、思った品質の葡萄を造ってもらっています。
土壌、日差し、マーケットの需要により植える品種を決めています。
多くの葡萄品種を栽培しているのは、天候により全滅するリスクを避けるためでもあります。
地下5mの位置のワインセラーがあります。
セラーの上にはソーラーパネルがあり、直接地面に日光が当たらないようにしています。
夏でも17度で、20度以上にはなりません。セラー内は、カビへの対策もしています。
2013年から最新のボトリングシステムを導入。
オゾン水を使って清掃を行うことで、ボトル内の空気がきれいになり、バクテリアが発生しなくなります。
また、白ワインをボトリングする際には、二酸化炭素を注入して酸化を防ぎ、よりフレッシュな状態をキープします。
目指すのは、品種の特性を出したインターナショナルなスタイルですが、ファルツらしさも忘れないようにしています。
生産量の10〜15%を直売所で販売。
直売所に買いに来る人達は品質に敏感なので、注意深く観察しマーケットを把握する参考にしています。=====
(文章:佐野 雅子)
◎カール・ファフマン グラウブルグンダー クーベーアー トロッケン(白)
1540円(税込)
◎カール・ファフマン シャルドネ クーベーアー トロッケン(白)
1738円(税込)
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