商品説明
《甘みも感じる愛らしいフレンドリー・ピノ》
「ショウ・アンド・スミス」、赤白品種問わず全てのレベルが高い!
こちらは初取扱となる赤、ピノ・ノワールです。
冷涼産地だからエレガントでもっとすました感じかと思いきや・・
ブルゴーニュ派よりも、ニューワールド派に断然お薦めしたい味わいなのです。
「エレガント命」な人にはもしかしたらちょっと甘いかも知れません。
《シニアソムリエまーちゃんのテイスティング》
中程度の濃さ、透けるルビーレッド。とても美しい色合いです。
ラズベリーやブラックチェリーに少し火を通したような甘い香りの愛らしい果実香が豊富。
味わいはジューシーなタイプ。
ピノ・ノワールらしい赤い小さな実を思わせる果実味には凝縮感があります。
しっかり目が詰まった充実の果実味で、香りにも感じられる甘い要素が味わいにもあります。
大変滑らかでまろやか。穏やかで尖りのない酸。
ごく軽くスパイスのニュアンスがあり、さりげないアクセントにも感じられます。
明るく朗らかな印象のフレンドリーな味わいがお好きな方にお薦めします。
おうちビストロを楽しむなら鴨のローストは最高だと思います。
冷凍ミックスベリーで自作ソースを造ると手軽な割に満足度もあがり、ワインとの相性も更に◎
フレンドリーな味わいをカジュアルに楽しむならBBQや鉄板焼きにも。
冷ためで飲んでもトゲトゲしない丸い味わいなので、春夏向けひんやりフルボディとしても重宝します。
醗酵:開放式醗酵槽(20%全房醗酵/天然酵母)
熟成:フレンチオークで8カ月(500L、新樽比率30%)
《マスター・オブ・ワインと最高の醸造チームによる美しき挑戦》
1989年、マイケル・ヒル・スミス(マスター・オブ・ワイン※1)と従弟で醸造家でもあるマーティン・ショウ氏が長年の夢であった自身のワイナリーを冷涼産地アデレード・ヒルズに設立。
標高が高く、冷涼で降雨のあるアデレード・ヒルズは必ずエキサイティングなプレミアムワインを生みだす産地だと確信し、開拓を始めました。
初ヴィンテージは1990年。
1999年にバルハンナの畑を購入してブドウ樹の植樹を始め、同時にワイナリーとテイスティングルームを建設。
2000年から新しいワイナリーで醸造を開始。
2012年にはレンズウッド畑(20ha)を新たに購入し、現在では2カ所の自社畑で高品質なワイン造りに取り組んでいます。
《最もエキサイティングな冷涼産地アデレード・ヒルズ》
アデレード・ヒルズの地に初めてブドウが植樹されたのは1839年に遡りますが、ブドウ栽培が復興したのは1979年になってから。その後30年を経て、アデレード・ヒルズはオーストラリアの最もエキサイティングなブドウ栽培地の一つと評価を確立。
アデレードから車で30分ほどのロフティ山系(Mt Lofty Ranges)に位置し、標高が高いため(350mから710m)、隣接する他の産地より冷涼で雨が多い点が特徴。
ショウ・アンド・スミスはアデレード・ヒルズに「バルハンナ」「レンズウッド」という合計55haに及ぶ2つの自社畑を持ち、この地域に特に適した品種であるソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ、ピノ・ノワール、シラーズを栽培。
アデレード・ヒルズは標高や方角、土壌など多種多様なミクロクリマが広がるため、適した区画を選び抜くことは非常に重要です。
ショウ・アンド・スミスでは更に品種ごとに複数のクローンを使い分けることで、最終的にうまれるワインにバリエーションをもたらしています。
これらの畑は全て持続可能な農法で管理し、健全なブドウ樹と土壌を育むために力を注いできました。また、収量を低くする取り組みを行っています。
ブドウは品質を高めるために全て手摘みで収穫を行い、醗酵から熟成、ボトリングまで全ての工程はバルハンナのワイナリーで行っています。
醸造にはルールはなく、全てはその季節の、畑の、更にはその中の小区画の細部に宿ります。
それら全てに目を向けて真のブドウの力を引き出すことに注力し、可能な限り人的介入を抑えたワイン造りを行います。
どのワインも正確さがあり、明るくいきいきとした活力を持ち、品種と畑の特性を見事に反映した味わいが特徴。
国際的にも高く評価され、豪州屈指のプレミアムワインとして多くの賞を毎年受賞。
また、蔵の顔とも言えるソーヴィニヨン・ブランやM3シャルドネを含む人気銘柄は世界各国のハイエンドなレストランで採用されています。
※1「マスター・オブ・ワイン」とはワイン業界最高峰の称号。
現在、世界各国で369人(2017年10月の集計)。年間を通して一握りしか取得出来ないと言われています。
試験を受ける条件として、WSET※2の学位取得やワイン業界で活躍した経歴が必要。
そこからいくつもの試飲と試験をクリア、更に博士論文が認められて初めて取得出来ます。
認定までに短くとも十数年はかかると言われる大変に難易度の高い資格。
その「マスター・オブ・ワイン」をオーストラリア人で初めて取ったのがマイケル・ヒル・スミス氏です。
※2Wine & Spirits Education Trustの略。ロンドンに本部を置く世界最大のワイン教育機関とその認定資格。
(文章:佐野 雅子)
商品スペック | |
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タイプ | 赤 |
ヴィンテージ | 2023 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | オーストラリア |
生産地 | サウス・オーストラリア州 アデレード・ヒルズ |
生産者 | ショウ・アンド・スミス |
■味わい:ミディアムボディ ■ぶどう品種:ピノ・ノワール ■格付け:アデレード・ヒルズG.I. ■アルコール度数:13.5% |