商品説明
《生産者の自信作は唯一無二の存在感》
じっくりゆっくり楽しむのに最適な1本をご紹介。
「ヴェレノージのペコリーノのように存在感のあるものは他にありません」という自信作。
ヴェレノージの社長アンジェラさんの名前を冠したシリーズの1本です。
ペコリーノD.O.C.は10房、9t/haの収穫量ですが、このオッフィーダD.O.C.G.のエリアでは5-6房、6t/haの収穫量。味わいは当然ながらより集約されたものになります。
標高200-300mの砂質土壌の畑。
収穫は畑で選別しながら、葡萄がつぶれないように小さな箱を使い、手摘み。
ペコリーノは糖度が高くなりがちなので、少し早めに収穫しエレガントなスタイルを目指してるとのこと。
なるほど、確かにふくよかで甘みも感じるワインながら重さはありません。
《骨格と肉付き良し おうちビストロ必需品》
少し緑色を感じる淡い黄色。
黄桃を思わせる柔らかく甘い果実香。黄色やオレンジ色のイメージ。
ステンレスタンクのみなのに、ふんわりしたふくよかさには樽っぽささえ感じます。
熟した桃の果肉を連想する甘みとコクあり。
柔らかな酸も適量あるので、さわやかさとふくよかさのバランスが絶妙です。
しっかりした骨格とふっくらした肉付きで、価格を大きく超える「いいもの感」
これ、店主まーちゃん、おうちビストロ必需品に認定!めっちゃおいしーい!
エビフライや白身魚フライにタルタルソースをいっぱいつけて食べたーい!
他にも、豚の生姜焼き、豚カツなどの洋食メニューに合わせると最高のパフォーマンスを発揮してくれますよ。
同生産者の同品種ペコリーノの樽熟成版「レーヴェ」との飲み比べもお薦めです!
《若い2人の情熱から始まったストーリー》
ヴェレノージは、イタリアのアドリア海沿岸のほぼ中心に位置するマルケ州のアスコッリ・ピチェーノ地方でワイン造りを行っています。
1984年、当時25歳のエルコレ・ヴェレノージと20歳の妻アンジェラにより9haの畑からスタート。当初は資金も無く、親の援助も得られず、ワイン造りの知識もなく、産地としても無名だったため、今日のような成功を収めるまでには大変な苦労がありました。昼は畑とセラーで働き、夜は懸命にワイン造りの勉強をしました。
父の自家用のワイン造りを小さい頃から手伝っていたエルコレが、抑えきれない情熱と共に始めたワイン造りが拡がって現在では自社畑145ha、賃貸畑150ha。30名の若いスタッフが協力して品質向上に努めています。
現在、家族経営のワイナリーとしてはマルケ州で2番目の規模、世界48ヶ国に輸出。
東はアドリア海、西はアペニン山脈に挟まれた地理的条件が葡萄栽培に理想的な環境をもたらしています。
所有畑は全て斜面。日中は日当たりがよく葡萄を湿気から守り、冷たい海風が吹き抜け雨が降っても葡萄を乾かします。日夜の寒暖差が激しく、ワインに豊かな香りと酸をもたらします。オーガニック栽培(認証なし)。
品種は、赤はサンジョヴェーゼとモンテプルチャーノのブレンドが特徴。白は、ペコリーノ、パッセリーナの地葡萄品種。自分の故郷とその葡萄を愛し、また人々に分かりやすく、品種の個性が際立つことも理由です。
ワイン造りの哲学は、スタンダードから上のクラスまで、すべて高品質であること。
すべてのワインに同じ姿勢で向き合い、同じ労力をかけています。エントリーレベルのワインは、幅広い人々の元に届きヴェレノージのワインを知るきっかけの名刺代わりだと考えるからです。
《マルケを代表するトップ生産者》
「ポケット・ワイン・ブック2019」ではロッソ・ピチェーノの最良の生産者として掲載。イタリアワインのガイドとして名高い「ガンベロ・ロッソ」等で毎年のように高評価。
「国際市場でマルケ州のワインを牽引するワイナリーは数少ない。その中で重要な役割を果たしているのがヴェレノージで、毎年世界市場での存在を広げている。(中略)固有品種による白ワインやスパークリングワインから力強い赤ワインまで、このワイナリーの強みは沢山あり、品質が非常に安定している。」---ガンベロ・ロッソ イタリアワインガイド2017---
(文章:佐野 雅子)
商品スペック | |
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タイプ | 白 |
ヴィンテージ | 2023 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | イタリア |
生産地 | マルケ州(イタリア中部) |
生産者 | ヴェレノージ |
■味わい:辛口 ■ぶどう品種:ペコリーノ ■格付け:D.O.C.G. ■アルコール度数:13.0% |